こんにちは!
本日は、
エリオット波動インパルスの中での2波と4波の修正波について、
学んでいきたいと思います。
2波と4波は異なる波形になることが多い

インパルス=上昇局面の形のことです。
その特徴として、
2波は深く戻し、
4波は2波に比べると戻しが少ない
です。
インパルスの波で2波はジグザグという波形になりやすい(5-3-5)。
それでは、ジグザグとはどんな形だったでしょうか?
以前、勉強しましたが、ジグザグについて少し復習しましょう。
ジグザグ

上の図のように、
下位足でみると小さいチャートの波形になっています。
それが、1-2-3-4-5,1-2-3,1-2-3-4-5(5-3-5の波動構成)
という形で
インパルスの2波で出やすい戻すようなチャートの形になります。
一方、
4波は横這いの修正になりやすいです。
そこで出やすいチャートの波形にフラット・トライアングルがあります。
フラット

フラットはよく4波に現れやすく、
形としてはレンジ相場っぽくなります。
(詳しくは「フラット」をお読みください。)
トライアングル

3波が上がってきて終わり、
3-3-3-3-3という波動構成の修正波。
波の形がどんどん狭くなってきて、
5波に行く。
図のような形です。
大きな波の直前最後のアクションとして出てきやすいです。
(詳しくは「トライアングル」について書いてあるこちらをご覧ください)
それでは、実際のチャートでどのように出ているのか
見てみましょう。
EUR/USDのM15です。
実際のチャートで見てみよう

上のチャートの解説をしていきます。
①下降が終わって、そこから前回の高値をしっかり超えてきた上昇があります。
②①に対してフィボナッチを当ててみます。
どこまで戻しているかみると、38.2まで戻しています。 深く戻していますね。
③そこからグーっと上がって、目標のターゲットライン161.8にタッチ。
ここで3波終了です。
③-④ここで161.8に一旦タッチして戻して、レンジのような形になっています。
ここからわかることは、
やはり2波は4波より深く戻しているということです。
⑤そこからエクスパンションの161.8(5波)にタッチしてから
下落していっていますね。
この例のチャートをみても、
1波から2波の戻しはジグザグになっている。
3波から4波の戻しはフラットとなっている。
しかし、これは絶対ではない
んですね。
チャートにはこのような傾向があるということです。
これを知識としてもっておいてその上で
大事なことは3つ
①フィボナッチで確認することが大事。
3波の終わりはどこか?始点の1波はどこか?
判断するにはフィボナッチを正確に使えるようになる必要がある。
②前の足の動きを確認すること
③上位足(1時間足、4時間足)の動きを確認すること
知識として以上のことを持っておいて、
実際のチャートで見て、
過去検証をしながら実践で活かしていくこと。
これが大事です!
【まとめ】
➀2波と4波は異なる波形になることが多い
➁2波は比較的大きな修正波になりやすい
③4波は横ばいの修正波になりやすい
④フィボナッチで確認することが大事
⑤実際に過去検証で沢山経験値を積むことが実践で活きる
以上が2波と4波の修正波の特徴になります。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
