今回からチャネルラインシリーズです。これまでエリオット波動は何度か
勉強してきましたが、このチャネルラインが分かるようになると
さらに精度が上がります。
今回は0-2チャネルです。
とても大事な部分なので、しっかりと頭の中にいれておいてください。
0-2チャネルラインの引き方

①まず、0波と2波にトレンドラインを引きます(A)
②①と同じ角度の線を1波頂点に合わせて引く。
コピーの仕方は、
・①で引いたトレンドラインを左クリックを2回押して丸ポチが出てくる状態にします
・その状態で「Ctrl」キーを押しながら
・ドラッグして、1波頂点で離します。
0-2チャネル自体はこれで引けました。
0-2チャネルで分かること
0-2チャネルを何故引くのかというと、

そのため、
・0-2チャネルを上抜いてきたら推進派
・下抜いてきたら修正波 だと判断します。

そのため、
多くのトレーダーがここを抜けてくるのかどうかを注目していて、
綺麗に抜けてきたら買い注文が入りやすいです。
逆に、エントリーをしていて下に抜けてきた場合は
損切りをしましょう。

EUR/JPY H1 0-2チャネルを引く
実際のチャートで見ていきましょう。
ユロ円の一時間足です。
まずは0-2チャネルラインを引きます。

引くと以下のようになります。

同時に上昇の1波を見つけた時点でフィボナッチを引いていきます。

このように38.2で意識されているのを確認します。
このように、チャネルラインを引いてみると良く意識されていることが
分かります。

このチャネルラインは長期的に意識されることが多いです。
さらにエクスパンションも一緒に引いていきます。

エリオット波動を確認してみましょう。

きれいなエリオットが引けます。
1波と2波の見つけ方
1波と2波を見つけるのが最も難しいですよね。
見つけたらフィボナッチを引きますが、間違ってしまうと
きれいにカウントできません。
そこで、チャートの見方の1つに、
1波と2波で小さな山が出来るというのがあります。
その見方を解説します。

上のチャートのように、
1波と2波に三角形の図形を合わせると小さな山が出来るのが
分かるかと思います。

次の3波では、この三角形がより大きくなります。
1波より3波が大きくなることが多いためです。
そのため、このチャネルを上抜いてきたときはやはり推進派だと判断
できます。
H1

0-2チャネルは意識される
先程のユロ円の過去チャートを見てみましょう。

このように、0-2チャネルを引いてみると
さまざまな部分で意識されていることが分かるかと思います。
ぜひ、しっかりと0-2チャネルの引きかたを覚えて
実践していきましょう。
0-2チャネル まとめ
まとめ
・エリオット波動の0波と2波の始点を結びトレンドラインを引く
・1波の終点に複製して同じものをあてる
・ロウソク足が推進派なのか修正波なのかを判断するために引く
・推進派なら0-2チャネルを上抜いてくる
多くのトレーダーが注目するポイント
・3波が大きく延びる要因のひとつ
・下抜けていく場合は損切が必要
以上
最後までお読みいただきありがとうございました!
