こんにちは!
本日は、エリオット波動基本波形である
インパルス
について学んでいこうと思います。
少し難しいかもしれませんが、
しっかりと知識として
覚えていきましょう!
インパルスとは?

インパルスとは、
5-3-5-3という構成の推進派で出来ています。
上にジグザグ伸びていくときにチャートは似たような動きをするんですね。
その中の波形の1つとなります。
上の図でいうと、
赤①が第1波
赤②が第2波
赤③が第3波
赤④が第4波
赤⑤が第5波
その1波の中にさらに小さな
緑〇の1波、2波、3波、4波、5波がある。
これが、上記の5-3-5-3の最初の5となります。

1時間足の1波を15分足で見てみると、
1時間足の1波の中に小さな5波がある。
インパルスには代表的なルールが3つあります。
以下に見ていきます。
2波は1波の始点を割り込まない

上記の図のように、
2波は1波の始点を割り込まない。
割り込んでしまうとエリオット波動の形が崩れるため、
波のカウントが出来ません。
1波、3波、5波の中で3波が1番小さくなることはない

4波は1波に重ならない

4波が1波に重なると
それはダイアゴナルと言われるチャートの波形になります。
絶対ではないですが(相場に絶対はないから)、
インパルスには上記のような主なルールがあるので
ぜひ覚えてくださいね。
それでは、
実際にチャートを見ていきましょう!

このように、
フィボナッチリトレースメントと
フィボナッチエクスパンションを
使ってエリオット波動を捉えていきます。
波動の特徴としては

1波から2波は深く戻し、
3波から4波はレンジやジグザグになりながら上昇
することが多いです。
また、下の図のように、
3波を超えて行けずに下落していくこともあります。

実際のチャートでインパルスを探そう

それでは、実際のチャートで
インパルスの形を見ていきたいと思います。
上記のEUR/USDのH1チャートを
解説していきます。
①で底をつき、
③が前回の押し目(②)を超えてきてここが第1波となる。
続いて、フィボナッチリトレースメントの38.2で戻して
④3波が勢いよく伸びて行ってる。
⑤の、161.8(フィボナッチエクスパンション)が通常5波の目安だけれど、
今回はここにきれいに当たって戻していて
⑥の261.8(エクスパンション)に叩いて戻している。
この場合のエリオット波動のカウントは
以下のようになります。

さらに、
相場はフラクタル構造であるので、
この部分を4時間足で見ると、
4時間足の第1波となるんですね。
下の図で言うと
オレンジ色の部分が4時間足の第1波。

さらに言うと、

H1の中の1波にも
エリオット波動があるんですね。
このように、
相場は「フラクタル構造」になっているんです。

以上、エリオット波動インパルスの説明でした!
このような知識をまずつけていただいて、
ぜひチャートを実際に見て、
フィボナッチを引いてみて
エリオット波動がどこにあるか確認するという実践をしてくださいね。
最初は難しいかもしれませんが、
それを繰り返すことで
エリオット波動を見つけやすくなります!!
まとめ
【インパルス(衝撃波)】
・5-3-5-3構成の推進派
・2波は1波の始点を割り込まない
・1波、3波、5波の中で3波が一番小さくなることはない
・4波は1波に重ならない
・1-2波は深く戻す
・3-4波はレンジやジグザグすることが多い
・3波を超えられず下落の波形になることもある
・エリオット波動はフラクタル構造
以上、
最後までお読みいただき
ありがとうございました!