こんにちは。今回は、正しい”損切り”の仕方を、リアルエントリーを通して解説していきたいと思います。
ぜひ参考にされてみてくださいね。
損切りのルール
損切りのルールとして、3つ意識していただきたいことがあります。

こちらの3つのルールを元に、ドル円のチャートで解説していきます。
損切りのルール ドル円 日足
まず、日足から見ていきましょう。
フィボナッチを引いていきます。

このように、フィボナッチリトレースメントとエクスパンションを引きました。
すると、次のようにエリオット波動をカウントすることができます。

ちょうど161.8に当たる部分を5波としてカウントします。
ここで、一旦修正に入るんじゃないかというシナリオを立てました。
実際、このまま上に行くのか下に行くのかはわかりませんが、修正に入る際の下げを取っていくというシナリオです。

ドル円 環境認識
H4

H1

M15

エントリーポイント
お昼過ぎからずっとチャートを見ていた中で、こちらが日足レベルの5波の終了ポイントかなと思いました。

そして、実際にエントリーしたポイントがこちらです。
M15でトレンドラインを引いて、チャネルを引きました。

このように引き、エントリーしたポイントは下げを取っていったポイントです。
安値を切り下げて高値も切り下げている下の画像の黄色の〇部分です。

この時の利確目標は161.8でした。

そして、損切りラインは23.6です。

このように設定しました。
シナリオとしては、

このように、下に下げていくシナリオでした。が、、
安値を割らなかったんですね。安値を割らずに上げていき、上のトレンドラインにタッチしました。

この時に引いたラインがこの斜めのラインです。

そうすると、ペナント型になっているのが分かるかと思います。

そうなると、このペナント型を上に超えてくると、完全にシナリオは崩れてしまいます。

本来ならこのトレンドラインに当たって下に下げてほしかったですが、

残念ながら超えてきてしまったので、損切りをしました。

損切りポイント
この損切り位置は、エントリーポイントとほぼ同じ箇所のため、
±0のエントリーとなりました。

このようなトレード、損切りが、いつも意識しているトレードです。
このようなトレードを意識してもらえれば、損失は限りなく小さく抑えられます。
今後のシナリオ
今後のシナリオですが、やはり5波で支えられているように感じます。
そのため、下のラインを抜いてきたら一気に下落するのではないかと見ています。


やはり、高値が2回反発して戻しているので上値は重いかと思いますので、画像の水色のボックス部分まで抜けてきたら一気に下がるのではないかと考えました。
エントリーする場合は、その抜けてきたポイントで入るのではなくて、
一旦戻してきてからまた売りに転じた3波目で入ります。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
一度失敗したとしても、今回のように±ゼロの軽傷で済めば、また次のチャンスに取ることもできます。
なので、ルールを徹底的に守ることは、結果的に自分の資産を守ることに繋がりますので、シナリオが崩れたらすぐに損切りというこのルールは持ってほしいです。
感情的にトレードしてしまうと本当にいいことがありません。
ルールを守れなくて資産を失う方が多いので、
「自分は絶対にルールを守る!」ということ、
これを徹底することがすごく大事になります。
今回は以上です。参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
