今回は、ナンバー1メジャーリーガーだったテッドウィリアムズの「バッティングの科学」から、
トレードを野球に絡めてお話していきたいと思います。
野球の秘訣もトレードの秘訣も、大切な部分は同じだということが分かるかと思います。
ぜひこれからのトレード生活の指針になれば幸いです。
テッドウィリアムズ

皆さまはテッドウィリアムズという方を知っていますか?
アメリカのメジャーリーグ最高の選手と言われた方です。あのメジャーリーグで三冠王を2回獲得した選手です。
戦後日本で初めて三冠王になったのは、ヤクルトの野村監督でした。
テッドウィリアムズは、通算出塁率4割8分2厘ということでメジャー歴代第1位。
とにかくすごい選手です。
バッティングの科学
この、すごい記録を出したテッドウィリアムズが、どうトレードと関わっているのでしょうか。
彼は、実は「バッティングの科学」という本を書いているんです。
その本にとても良いことが書かれていたので、その本を紹介したいと思います。

テッド・ウィリアムズは野球を相当分析していました。
その本の中で、大事なことを言っています。
そして、
一番得意なコースを待つことが、一番大切だと。
彼は⇓の写真のようにストライクゾーンを77個に分けていました。

この中で最も得意とする場所、そして最も期待値的にバッターが打ちにくい場所、
それらをこのように77個に分割して分析していました。
トレードも同じ
これは、何が言いたいかと言うと、トレードも同じだということです。
野球の方が、得意なところだけ待っていればいいという単純な話ではないので、難しいかと思います。
しかし、トレードはもっと自分都合で出来ます。
専業トレーダーでしたら、そういうわけにもいかない部分ももちろんあります。
しかしながら、副業で、別に本職を持ちながらトレードもする。
そういった場合には、この
バッティング科学の法則で言われていることはとても腑に落ちるかと思います。
実際、勝っている人、勝ち続けている人というのは、これが出来ている方が多いです。
バイナリーの場合、反発するポイント、チャートの形を覚えてそこだけ待てばいい。
勝率5~6割あればプラスになるので、そこを淡々とできるかどうか。
ここなんですね。
つまり、テッドウィリアムズは、野球においてそれをしていたということです。
あなたの得意なゾーンはどこ??
それでは、皆様にとって、トレードで得意なゾーンはどこですか??
すぐに思いついた方はいますか?
例1

ラインを抜けたら3波の中の3波を取る、それが得意な人・・

例2

上昇の3波が得意・・、
この形がよく勝てるイメージがあるな、、という人。
そういった、得意な形を一人ひとりオリジナルを作らないとなりません。
なぜなら、見る時間がそれぞれ違うからです。
マーケットによって癖があるので、その時間帯の癖を自分で知って、データーをつけて
見返して復習する。
これを繰り返すしか上達する道、得意なパターンを見つけることはできません。
テッドウィリアムズも、自分で考えて行動して、データを出して、振り返って、結果見つけた
方法ですよね。
トレードも同じです。
同じように、何度も経験して、見つけること。
見つけたら、そこまで我慢して待つこと。待つことが大事です。
待たないと余計な負けをしてしまって、落ち込み、、また復活するために時間がかかる・・・
これではもったいないですよね。
だから、待つことも大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
トレードも野球も、結果を出す人はしっかりと自分がどういった局面で勝ちやすいのか、
かなり分析しているということですよね。
それには、人と比べるのではなく、
自分ができる自分のオリジナルの時間帯の癖を見つけ、分析して得意なパターンを見つけ出す
必要があります。
見つけたら、それ以外はやらないでください。
そうすると、それが得意なパターンとして定着します。
ぜひ、皆様のトレード生活にこの記事が役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
