本日はエリオット波動の代表的な波形
「ジグザグ」について学んでいきましょう。
ジグザグとは

ジグザグとは、
エリオット波動の「修正波」で、最も基本的な形です。
修正波とは、「上がって戻す時のチャートパターン」のことで
「上昇局面で出やすい」チャートパターンとなります。
5-3-5という波動で起こる修正波で、
インパルスの2波で出現しやすい。
原則
・C波がA波終点を超えること
・BからCの大きさはAの1.618倍が比較的な目途
それでは実際のチャートで見てみましょう。
実際のチャートで見てみよう
GBP/JPY H1です。
まず1時間足から見ることが大切です。
以下の戻し部分がジグザグの波形になっていますね。

次に、
M15 下位足も見ていきましょう。
必ず長期足→下位足の順で見ていきましょう。

上記のチャートは、
1時間足のジグザグ部分を下位足の15分足で見た場合です。
戻しのA-B-Cになっていますね。
このときに移動平均線の向きも同時に確認することが大事です。
移動平均線の向きの確認

上記の図のように、
移動平均線も徐々に上に向き始めていることが多いです。
こちらも確認しましょう。
より上に対しての優位性が高くなります。
割とこのジグザグはいろんなチャートの中で見ます。
そして「上昇局面で出やすい」です。
ぜひ、実際のチャートを見て、
ひとつひとつご自身で判断できるようになっていきましょう!
まとめ
①5-3-5の3波動構成の修正波
②エリオット波動の基本波形の修正波の1つ
③C波がA波の終点を超える
④インパルスの2波で出現しやすいパターン
⑤BからCの大きさはAの1.618倍が目安になる
⑥長期足1Hを見て、下位足15分足を見る
⑦ローソク足の形+@で移動平均線の動きも確認する
以上になります。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
