ドル円135円までのシナリオ 円安トレンド続くのか!?

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6月10日に発表されたアメリカのCPIの結果は前年同月比8.6%上昇しました。

この数字は1981年12月以来、40年5か月ぶりの上げ幅を記録して市場の参加者は4月の8.3%がピークと予想している人も多く、それを裏切る結果になりドル円の円安は進んでいきました。

このまま円安のトレンドが続いていくのか?

今後のアメリカのインフレはどこまで続いていくのか見ていきたいと思います。

CPIの結果を受けて、今後のアメリカの利上げは予想は?

CPIとは消費者物価指数のことを指します。

物価が上昇していきているのか?を図る指標になるので、予想よりも数値が高いと物価が上昇しているということを示しています。

物価が上がるということは、食料品の価格、住宅の価格、ガソリンの値段が上がります。そうなると、家庭の支出はどんどん増えていきます。

人で例えると、体温がどんどんと上昇していくイメージです。体温が42度以上になると人間は死ぬ確率が高くなってしまうのでどうにか熱を抑えようとしますね。

経済も同様に加熱し過ぎたら、その熱を冷ます必要があります。アメリカでは熱を抑えようとしているが、逆にどんどん熱が高くなっています。そうなると、更に熱を下げにいく必要があります。

経済の熱を下げる為に、行うのが「利上げ」です。

利上げを行うと、あらゆる金利が上昇します。例えば、銀行の金利、住宅ローンの金利など。

金利が上がると、消費を抑えることできます。企業は銀行からお金を借りにくくなります。住宅ローンが上がると国民の生活は苦しくなるので消費が減ります。利上げをしてどうにか、消費を抑えてインフレを抑えないと国民の生活はどんどん苦しくなります。

アメリカの今後の利上げ予想

 

こちらがアメリカの今後の利上げ予想になります。

少し先ですが、2023年3月には3.75~4.00%の利上げが予想されています。

今現在のアメリカの政策金利は0.75~100ですので、9か月後にはいまよりも約3%以上の利上げが予想されています。そう考えるとアメリカの利上げは本格的にこれからスタートするということになります。

直近の6月15日の政策金利の発表では、0.50%の利上げが予想されています。

その次の7月27日には0.75%の利上げを予想する人が54.4%に達しています。アメリカのインフレはまだまだ収まる気配はありません。しかし、このままずっとインフレが続く訳ではないと思います。これだけ急激に利上げをしていけば、どこかのタイミングでインフレは落ち着くと思いますし、そうなるとアメリカの10年債の利回りも低下して、円安の動きも収まってくると思います。

1ドル135円にタッチ

6月13日にはドル円が1ドル135円まで急落しました。

最高値は135.200付近まで上昇していきました。

これは、アメリカの10年債の利回りが開いて、日本国債との金利差が開いたのが大きな要因です。日本円を売って、アメリカのドルを買う動きが非常に強くなりました。

現状では短期的に少し下げてはいますが、今後まだまだ円安の方向にドル円は動く可能性がありますので、引き続き注視していく必要があります。

6月15日にはFOMCの政策金利の発表があります。予想では、0.50%の利上げが予想されています。この結果はほぼ織り込み済ですが、0.75%の利上げの予想も3割ほどありますのでもし、0.75%の利上げが行われるようにであればマーケットにとってサプライズ的な結果になり、更に円安が進む可能性もありますので政策金利の発表には注目しておきましょう。

今週のマーケットの動きとしては、FMOCの結果を受けてそこから方向感が決まってくると思われます。アメリカの政策金利はあがることが予想されています。インフレが収まるまではまだ時間がかかりますので、円高に振れるよりも円安の方向に動く可能性の方が高いと思われます。

また日銀の動きにも注目が必要です。現状では指値オペをしているので、円安方向に動く可能性がありますが指値オペを辞めるようなサプライズ発言などがあった場合は一気に円高方向に振れる可能性があります。そうなる可能性として、140円付近など想定以上の円安が進んだ場合は場合は政府が為替介入してくる可能も0ではないと思われます。

現状は長期金利まで日銀がコントロールしていますので、アメリカの政策次第で為替のマーケットは大きく動いていますので、アメリカの政策に注目していくことが重要です。

まとめ

ドル円は135円にタッチしましたが、その大きな要因はアメリカのCPIが予想よりも高い数値だったからです。アメリカのインフレ率が市場の注目を集めています。

その結果株は大暴落しており、仮想通貨は10%以上下落しております。

アメリカのインフレ率が落ち着いてくれば、金利も落ち着いて株価も上昇してくると思いますので、今後のアメリカの動きに注目していきましょう。

 

 

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