2022年GBPJPY 爆上げ祭りのシナリオ 

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2021年11月4日の政策金利の発表がありました。

トレーダの多くは0.1%→0.25%への利上げを期待しており、多くの人が利上げをするだろうと楽観的な雰囲気の中、蓋を開けてみると金融政策委員会(MPC)メンバー9人のうち7人が政策金利据え置きに賛成したと発表がありました。

このまさかの結果を受けて、ポンドは急落し、英国債利回りは急低下しました。

この結果を受けて、12月の利上げはどういった結果になるのか、GBPJPYの今後のシナリオを考えていきたいと思います。

政策金利の発表

政策金利というのは、その国の中央銀行が一般の銀行に貸し付ける際の金利のことを言います。

この金利は年間約8回発表されます。

かなりのビッグイベントで、この政策金利の発表後は為替相場が大きく動きます。

こちらを見て頂いたわかる通り、1日で約2.5円ほど円高に進んでいます。

なぜ、大きく下落したかというと、多くの人達は、今回の政策金利の発表で利上げをすると予想していました。利上げが行われると、イギリスのポンドの金利が0.25%に対して、日本の金利は-0.1%なので、その差は0.35%になりますね。

この差が開くということは、円の価値が落ちて、ポンドの価値があがります。

投資家は金利が高くつく通貨を持っていた方が資産が増えるので、当然のように予定通り政策金利が、0.25%に上がったらポンドが買われて、円が売られます。

そうなると、GBPJPYの価格は当然上昇しますね。

しかし、今回はその期待が大きく裏切られてしまったので、その失望売りから一気にポンドが売られて円が買われる状態に陥ってしまったという訳です。

ですので、政策金利は結果も大切ですが、投資家やヘッジファンド、相場に参加している多くの人達がどういった予想をしているか?ここもとても重要になってくるわけです。

今回は、大衆の予想を大きく裏切る結果になってしまったので、一気に円高方向に価格が動きましが、大衆の予想通りの結果政策金利等が発表された場合そういった情報をすでに織り込み済みの場合もあったりして思ったよりも、相場が反応しないことも多々あります。

世界中がこの政策金利の発表に注目をしておりますので、その日のトレードは特に気を付けましょう。相当な自信がない限りは、政策金利や雇用統計の発表日はトレードは控えましょう。

日本は2016年からずっとマイナス金利を実施しており、今後も大幅な景気回復が見込まれない限りは利上げするのは厳しい状況です。

現在でも、大幅な金融緩和を行う方向ですので、日本はしばらくマイナス金利が続くと予想されます。

そうなると、アメリカやイギリスなどの国が利上げを行うと、日本との金利差が広まってどんどん円安方向に動く可能性が高くなります。

今後のイギリスの動向

11月の雇用統計では、期待を大きく裏切る結果になりましたが多くの人がイギリスは利上げをすると思っていたということは、どこかのタイミングでイギリスは利上げをしていく可能性が高いわけです。

12月の雇用統計で利上げをする確率は現状で約60%と言われています。

6割の人達が利上げをしていくと言っているわけで、これは時間がたてば更に割合は増えていきますので、今後更にコロナの終息が早まり経済がコロナ前に近づいていけば利上げは行われます。

こちらが2017年からのイギリスの政策金利の推移になります。

コロナ前には0.75%でしたが、そこから0.25%、そして現状の0.10%という数字が1年以上続いています。

利下げをするという状況というのは、経済が悪化して多くの会社が資金繰りに困ったり、失業する人が多く出る状況にある時に行われます。

金利を下げることで、企業が金融機関からお金を借りやすくなり、市場にお金を循環させて経済がこれ以上悪化しないようにする政策です。同時に大規模な金融緩和も行い今回のコロナの騒動では世界中で多くのお金が市場に流れ、そのお金が株や仮想通貨に流れて価格が急騰しました。

まとめ

FXを行う際は、テクニカル分析を学ぶことはとても重要です。

しかし、今回の内容のように、大きな相場の流れというのは政策金利や雇用統計の発表などアメリカやイギリス、日本などの主要国の政策が今後どうなるか?ここの要素が為替にはとてつもなく影響するので、基本的なファンダメンタルズ分析はできるようになっておきましょう。

毎日ニュースを見ることでおおよそのながれはわかるようになると思います。

今回のイギリスの政策金利の発表はある意味サプライズでしたが、今後イギリスの経済が回復していく流れが強くなってくるとどこかのタイミグで必ず利上げは行われますし、アメリカの経済はかなり回復をしてきておりアメリカも利上げを行うと思われます。

逆に日本は現在も大規模な金融緩和を行っているので、しばらくはマイナス金利の状態のままです。

そうなると、必然的にドルやポンドは買われて、円は売られるという流れになるのは目に見えていますね。そうなると、FXでは基本的には買い目線で、少し下げてきたら買っていく。というシンプルな戦略をとるだけで利益をえることができます。

2022年以降のGBPJPYはかなり円安方向に進むと思いますので、現状の下げというのは買いの注文を仕込む絶好のチャンスだと思いますので、この流れに乗り遅れないようにしましょう。

 

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