ドル円 125円下落までのシナリオ

FX

円高が続いていますが、今後のドル円のシナリオを考えていきたいと思います。

結論から言いますと、しばらくは円高方向への下落が続くと考えています。現在は127円前後を推移していますが、来週中には125円台に達すると思います。相場の世界に絶対はありませんが、円高への流れは引き続き続くと考える理由を解説していきたいと思います。

 

ドル円125円までのシナリオ

今後のドル円のシナリオをイメージするなかでまず大切な要素は、アメリカの10年国債の金利です。

2022年に一気に円安が進んだ要因も、コロナが蔓延→家から出れない→個人消費が減少→国の給付金を交付→コロナが収まってくる→個人消費が一気に上昇→需要と供給のバランスが崩れる→インフレが進む→金利の上昇が予想される→長期債の利回りが上昇→ドルが買われて、円が売られて円安が進む

というような流れで、為替の世界は動いています。

特に長期債の金利差が開けば開くほど、金利差の高い通貨が買われていきます。

日本は指値オペをしており、金利が0.25%以上上昇しないので、アメリカの金利が上がれば円安が進みますし、金利が下げれば円高方向に動くという流れになりますので、アメリカの金利の状況を把握してことが重要です。

コチラが現在のアメリカの長期債の金利になります。

2.86%と以前の高値の3.20%から0.40%下落している状況です。

金利差が縮小しているので、円高に進んでいる状況です。2022年からの円安は過去に経験のないほど一気に円安が進みましたので、投機のお金が大量に流れている状況です。そうなると、一気に円安に進んだように、円高に振れると一気に125円、120円と下落する可能性が高いと考えられます。

こちらはドル円のチャートです。こちらも直近の131円の高値を超えることができずに、現状は128円まで下落しております。ほとんど、アメリカの10年債と同じ動きをしているのがわかると思います。

今後のアメリカの金利の動向について

こちらの図は今後のアメリカの長期金利がどのように上昇していくのかマーケットが予想している表になります。

次回の政策金利は、現状の0.75-1.00から0.50%UPが予想されており、1.25-1.50%と予想が94%とマーケットに参加しているほんとどの人が0.50%UPを予想しております。

次回の政策金利の発表は6月15日ですので、その日までに何か大きく世界情勢が変わるとこの予想されている数字も変化します。

そして、2022年の年末の12月には2.75-3.00%までアメリカの政策金利は上昇すると予想されています。政策金利は短期金利ですので、短期金利が決まることで、市中金利が決まり、長期国債の数字も変化していきます。

長期国債の金利は、政策金利+今後のインフレ予想で決まると言われています。

相場に参加している人がそろそろインフレも収まってくるかな?と思う人が多くなれば、長期国債の金利も低下してドル円との差も小さくなり、円高に振れる可能性が高くなります。

今後のアメリカのインフレ率を考えてみても、いま以上にアメリカのインフレ率が高くなる可能性はありますが、かなり限定的だと思いますので、円高に振れる可能性の方が高いと思います。

テクニカル的に分析をしてみる

実際に円高方向に進んでいるドル円ですが、テクニカル的に分析をしてみるといまはエリオット波動の3波中です。4時間足で大きく1波を形成して2波の戻しを付けて、下落している途中という感じです。

エリオット波動でカウントしてみると、3波というのは1番勢いよく下落する波です。

そして、値幅は

➀1波の値幅分落ちる

➁フィボナッチの161.8付近まで落ちる

だいたいこの2つのパターンで反発することが多いです。

より確実なのは、①1波分の値幅落ちるというシナリオです。②のフィボナッチは161.8まで下落しないこともありますが、3波を形成するときはほぼ100%1波の値幅分は落ちます。

ですので、更に円高が進むと予想される場合は、フィボナッチの161.8付近まで下落する可能性もあります。

そういったシナリオを作っていくと、エントリーをするべきポイントは、4時間足の更に下位足で、更にエリオット波動の3波を狙っていくというシナリオが1番有効です。

4時間足の3波中ので、1時間や15分足でのエリオット波動の3波を狙っていく。という戦略であれば、リスクリワードが1:2前後のトレードができると思います。このようにFXは上に行くのか、下に行くのかを予想するのではなく、常に勝てる確率の高いところで資金管理を守ってトレードしていくことが重要だということです。

そして、常に勝てる可能性が高いことを見つけるには、エリオット波動の分析と基礎的なファンダメンタル分析ができる必要があるのです。

まとめ

ドル円は来週中には125円台に乗せる可能性が高いという分析を解説させて頂きました。もちろんどう動くかはわかりませんが、トレードをしていく上で自分なりのシナリオをイメージしておくことはとても重要だと思っているので、参考にして頂ければと思います。

 

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