FXトレードで実際に私がどのように、日々トレードをしながら何を考えているのか公開していきたいと思います。
FXを長くやっているけど、なかなか勝つことができない人は是非参考にしてみてください。
FXでは大切なことは、短期間で勝つことではなく、長期的に勝ち続けることです。
短期的に一瞬は勝てるけど、結局大きく負けてしまう負けトレーダーと、専業で毎月安定的に勝てている人の大きな違いは、明確なエントリーの基準があるかどうか。ここに尽きると思います。
では、実際に私が普段どんなことを考えながら日々相場と向き合っているのか先日のエントリーしたポイントを一緒に解説させて頂きたいと思います。
FXで稼いでいきたい。まだ全然稼げないけど、何かきっかけが欲しいと思っている方の参考になれば幸いです。
この記事と動画を最後まで見て頂けば、あなたも適切なポイントでエントリーができるようになり、自信をもってエントリーができるようになると思います。
エントリーポイントを決める手順
まず、エントリーポイントを決める手順を紹介させて頂きます。
➀全体の波形を確認する
➁プライスアクションを確認する
③ネックライン抜けを確認する
④エントリーをする
基本はこの手順に沿って、エントリーまで行います。
実際に先日エントリーをしたチャートを見ながら解説をしていきたいと思います。
➀全体の波形を確認する GBPJPY15M 2022/01/13
まずはチャート全体の波形を確認していきましょう。
このチャートをみて、あなたは今後どんな戦略を考えますか?この時点である程度今後のシナリオがイメージできる方はトレード上級者ですね。
初心者の方は、上に行くのか?下に行くのか?全然わからん!!という方もいらっしゃると思います。でも安心してください。初心者の方はわからなくて当然ですし、この記事を読んでどんな風に戦略を立てていけばよいのか学んでくださいね。
私が上記のチャートを見て考えたことは下記の内容です。
さきほどのチャートを見て、私が意識したことはまず、
➀エリオット波動の1波を形成している
ということです!これはめちゃめちゃ大切なことです。FXで利益を上げるためには、まずこのエリオット波動の1波を確認することからスタートします!逆に言うと、このエリオット波動の1波を見つけることができないと、FXで大きな利益を上げるのは難しいです。
直近で大きな下落をしているのが、わかると思います。これがエリオット波動の1波になります。
次に大切なことは、
➁エリオット波動の2波はどこまで戻してくるのか?
ということです。実際にこの時点では、3つの候補が考えられます。Aライン、Bライン、Cラインですね。
この3つのラインは、直近のロウソク足で〇で意識されている抵抗線を元に引いたラインになりますので、恐らくどこかのラインで反発をするのではないかと考えていました。
なので、現状すこしロウソク足が上昇しておりますが、この段階ではまだショートエントリーをすることはできません。
では、その後のロウソク足の動きに注目していきたいと思います。
実際にロウソク足はCラインまで上昇してきました。
2波の戻しとしては、かなり深く戻してきましたね。過去に抵抗してラインで綺麗に跳ね返っているのがわかると思います。この2波の戻しを確認しても、実際にまだエントリーはしません。
➁プライスアクションを確認する
次に確認をするのは、2波のプライスアクションです。
プライスアクションとは、少し難しい言葉に聞こえますが細かいロウソク足の値動きのことです。
直近の意識されているラインで反発をしていますが、この反発というのは、実は直近で同じような値幅を作ってから下落しているんですね。
こういった細かいロウソク足の動きを確認していくことで、期待値の高いトレードをしていくことができます。
実際に黄色の枠で囲っている部分が、修正波のA波です。その同じ値幅分伸びきったあとで綺麗に下落をしているのがわかります。
この値幅を確認することで、もう上にいくパワーがないんだな。という判断ができます。しかし、まだここでもエントリーをしてはいけません。ここまで確認したとしても、まだまだ上昇していく可能性が高いので、最後にネックラインを抜けるまではエントリーを控えましょう。
③ネックライン抜けを確認する
この場合のネックラインというのは、このように直近で引いたトレンドラインになります。青〇3点で意識されているのがわかると思います。
ここのラインを下に割ってきたところで、ショートエントリーをしていきたいと思っていました!
リスクリワードを確認する
実際にこのチャートの時にエントリーをしました!
エントリーと同時に考えるべきことは、「リスクリワード」ですね。
今回のエントリーは利益確定の位置は、エリオット波動の1波分が伸び分のポイントです。
「利益確定のポイント」が利益確定の位置になります。
そして、損切の位置が2波の始点の少し上になります。ここに損切をおく理由として、2波を始点を超えてくるということは、ダウ理論を否定してくることになるので、下落していく可能性が低くなるからです。
そして、リスクリワードは1:2.07になります。
このエントリーの必要な勝率としては、1÷(1+2.07)×100=32.5%
3回に1回勝てば口座のお金が増える計算になります。このように、FXは常に期待値を計算しながらトレードをしていくことが重要になります。
実際にその後のチャートになります。
綺麗に1波の値幅分3波が伸びているのがわかると思います。しかも、エリオット波動の3波はかなり勢いよく下落していくケースが多いので、今回も目標ラインにすぐに達しているのがわかると思います。
実際にその後のチャートはかなり下落を続けていくのですが、FXで大切なことは自分がイメージしたシナリオ通りにトレードをすることです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
トレードをする際は下記の①~④手順を常に意識しながらトレードをしていくことで自然と優位性のあるポイントでエントリーができるようになると思いますので是非参考にしてみてください。
➀全体の波形を確認する
➁プライスアクションを確認する
③ネックライン抜けを確認する
④エントリーをする
今回は、実際にエントリーをして勝っているポイントを紹介させて頂きましたが、当然負けることもあります。そういう時はあらかじめ決めていたポイントでしっかりと損切りをすることが重要です。
負けは最低限にして、勝てる時に大きく勝つ。この考え方がFXで勝ち続けていく上では必須なのでしっかりと頭の中にいれておいてくださいね。