こんにちは。
今回は、FXをこれから始めようと思っている方、または始めたばかりの方向けに、前回の最低限知っておきたいFX用語①に引き続き、
パート2を解説して行きたいと思います。
ぜひ、これを機に覚えてしまいましょう。
スプレッド
スプレッドとは、取引成立時に発生する手数料のようなもので、
FXでは、通貨ペアを売るときに適用される「売値」と、通貨ペアを買う時に適用される「買値」の差額がスプレッドとなります。
たとえば、同じドル円でも、
で買ったとしても、同じドル円ですぐさま売ったとします
その時のレート
ドル➡円 103.30
すぐさま売ったとしても、差額が0.2でています。この0.2をスプレッドと言い、取引手数料となります。
このスプレッドは、同じ通貨ペアであっても、時間帯によっても違ってきますし、通貨ペアによっても違います。当然、業者ごとに違います。
この取引手数料をおさえるためにも、業者選びは大事です。
スプレッドの幅が狭いほど利益は取れます。
スワップポイント
スワップポイントとは、超低金利の日本円のような通貨を売って、高金利の通貨(例えば、メキシコのペソなど)を買ったりすると、得られる毎日の収益のことで、これはポジションを決済するまでの間毎日付きます。
いつ付くのか?
FXの場合、
これはつまり、デイトレードをして、ポジションを持ち越さずにその日のうちに決済した場合はつくことはない、ということです。
FXをされている方の中には、このスワップポイント目当てで長期保有されている方もいます。
そういった方は、売買もせず、ポジションを保有しているだけで、毎日のスワップポイントという収益が得られるわけです。
このスワップポイントは金利差による収益なので、
当然金利差が高いほど得られる収益も高いですが、馴染みのある
ドル円やAUD円などにももちろんあります。
そしてこのスワップポイントは日々変わっていきます。相場の変動が影響を与えるからです。もちろん、通貨ペアによって、業者によっても変わります。
スキャルピング
短時間に何度も売買を繰り返すことで利益を積み重ねる手法です。
そのため、1度のトレードでは数pipsから数十pips程度の利益または損失になります。
勝率を高めれば利益も大きく増やすことができます。
デメリットとしては、短期取引なので、相場に張り付いていなければならないということで、ロウソク足の細かな動きの理解も必要です。
デイトレード
デイトレードはスキャルピングよりも長くポジションを持ちますが、その日の内には決済するトレードとなります。
1日のトレードの利益幅は比較的大きく、日をまたぐというリスクもないため、比較的安定したトレードができます。
また、スキャルピングほど、相場に張りついていなければならないわけではありませんが、比較的頻繁に相場をチェックする必要があります。
スイングトレード
スイングトレードは、デイトレードよりも長くポジションを保有し、日をまたぎます。
メリットとしては、長く保有するため利益幅も大きくなることですが、逆に動けば損失も大きくなります。損切り幅を広めに設定するため、日をまたいで損失が出ているとストレスを感じやすいです。
しかし、スキャルピングやデイトレードのように相場を常に確認しておく必要はないため、兼業でトレードされている方にもおすすめなスタイルと言えます。
ポジショントレード
ポジショントレードは、スイングトレードよりもさらに保有期間が長く、1週間以上保有するスタイルになります。
そのため、取引する機会は少ないものの、1度に狙える利益はとても大きなものとなります。
長期的な目線でチャートを読み、戦略を立てるため、小さな動きにストレスを感じずに済むというメリットがありますが、1回のトレードのリスクが大きいです。そのため、初心者にはレベルが高い手法となります。
また、日をまたぐどころか、週をまたぐという、週末リスクもあります。
これを踏まえた上でポジションを持つほど、利益が出ると大きい手法になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
意外と、FXを始めていても良く知らない言葉は多いと思います。
これを機に、基本的なFX用語を覚えてみてくださいね。
FXというのは実は、いろいろな取引手法があったことが分かったのではないでしょうか?
なんとなく始めて、なんとなくデイトレード、ではなく、
ご自身の生活スタイルと、ご自身の性格に一番合ったトレード手法を選ばれるのが良いと思います。
無理をすると長く続けることはできないので、これを機にぜひ、トレード手法を見直してみるのも良いかなと思います!
それでは、最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!