こんにちは!
本日は、ダウ理論シリーズの3つ目の基本原則
~主要なトレンドは3つの段階から形成される~
について見ていきたいと思います。
ダウ理論
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/3899a94921be55fe4fa6dd8c9ed49823-1024x542.png)
前回に引き続き、
ダウ理論は、多くのトレーダーが使っている相場理論に
なります。
多くのトレーダーが使っているということは
それに乗っかった方がいいということです。
今回はその基本原則の3番目を見ていきましょう!
基本原則3【主要なトレンドは3つの段階から形成される】
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主要トレンド(先行期)
まず先行期です。
こちらは一般の人が入っていける時期ではまだありません。
ここで売買するのは、大量の資金を使って運用を行う投資家などで、
例えば、上にあるような、
保険会社、銀行、政府系金融機関等、
個人レベルではありません。
扱う金額が違う
大口の投資家のことです。
一般の投資家が戦う相場ではないということです。
二次トレンド(追随期)
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/7f73a2013349da518a5ef15075852556.png)
次に追随期です。
ここは、
先行期で上昇があったという事実を確認して
そのあと、多くのトレーダーが仕掛けていく時期となります。
そのため、
トレンドの真っ最中であることが多いです。
例えば、
上の図の左下が
ヘッドアンドショルダーという形のチャートパターンですが、
このネックラインを抜けたという事実を確認してから
仕掛けていくのが、この追随期ということです。(下図左)
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/6bbd2e1162a1ab4ec63eaba0807c9758.png)
また、
上の右のチャートはレンジブレイクしています。
レンジ
というのは、
ある一定の価格で値動きを繰り返しているポイント
のことで、
その範囲を抜けてきたことをレンジブレイクと言います。
このレンジ期間が長ければ長いほど
抜けていくパワーが強いことが多いです。
そのため、バイナリーオプションで、このレンジブレイクになる
かもしれないポイントを狙っていくのは危ない
ということがお分かりになるかと思います。
小トレンド(利食い期)
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/94e884fa2ae803f47c7fdf37aff3c059.png)
最後に利食い期、ですね。
こちらは投資家が利確する時期になります。
そのため、もみあい相場になりやすく
バイナリーではとてもやりずらいことが多くなります。
相場というのは、
上がり続けることもなければ下がり続けることもありません。
こうやって通貨のバランスは保たれています。
それでは、
実際のチャートで使い方を見ていきましょう。
使い方
それでは、
このチャートの中で、先行期・追随期・利食い期は
どこか、考えてみましょう。
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/81681873b6871f934ee48e1c08e84b61.png)
皆さま、
お分かりになりましたか??
答えは、、
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/0c5195a24d9890a182235feaf2cfab3b.png)
大金を持っている大口投資家たちは
1のようなところで仕掛けてきます。
そして、
追随期というのは、
意識されていたラインを抜けたという事実を見てから
入っていきます。
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/58ddabcdaeca85e199b9f45c35ab2270.png)
そして利食い期は
上のチャートでもあるように、
出来高も小さくなりもみあっていますよね。
読みづらくなります。
このあと、もみ合って下に行けば下落のトレンドが続いたことになり
上に行けば流れが変わってトレンドが転換する可能性もあります。
それでは、次のチャートではどうでしょうか?
先行期・追随期・利食い期を探してみましょう!
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/02e84b64a3e19cb0354b7909aa9d6e00.png)
答えは、、、
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/7d28e2c07eb974fcd266e5e6eabc4099.png)
このようになります。
皆さま、わかりましたでしょうか??
そして
この利食い期のレンジ期間を抜けたところで
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2020/10/df6eb8cce87833bc9563066d2c7baaa4-1024x487.png)
このレンジを抜けて
追随期がまた始まります。
このようにチャートは上がったり下がったり
レンジになったりトレンドになったり
というのを繰り返しながら動いています。
注意点
今回の3つのトレンドの中でも
特に注意していただきたいのが
先行期です。
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先行期はボラティリティが小さくなっている傾向があります。
そして、先ほども申したように
数億円、数千万円という大金を投じている大口の投資家や
ファンダメンタルで戦っている人が
入ってくる時期ですので
私たちが戦う相場ではないんですね。
わたしたちは
追随期に入るのがベストなんです。
今まではこのような視点でチャートを見ていなかったかもしれないですが、
このような視点から自分のエントリーを振り返ってみると
先行期や利食い期にエントリーしていたな
など、発見があるかと思います。
ぜひ、これからのトレードに取り入れてみてくださいね。
まとめ
先行期:底値で停滞していることが多く
機関投資家が底値買いをする時期。
一般トレーダーが戦う相場ではない
追随期:先行期の上昇を見たトレーダーが買いを入れる時期
トレンドの真っただ中
利食い期:投資家が利確する時期
もみあい相場になる
以上、
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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