【RSI】使い方・見方~基礎から実践まで徹底解説~

インジケーター

こんにちは。今回はインジケーターのRSIについて、基礎から実践までの解説をしていきたいと
思います。

この記事は以下のような方に役立ちます。

・トレードを始めたばかり
・インジケーターの使い方がいまいちわからない
・どのインジケーターを入れようか迷っている
・RSIの理解を深めたい

 

RSIとは

RSI:オシレーター系インジケーター

RSIは相場の売られすぎ・買われすぎを判断するインジケーターになります。

インジケーターについてはこちらの記事でも解説していますので、併せてお読みください。

チャートで確認してみよう

まずは実際のチャートで確認してみましょう。

RSIの部分を拡大してみます。

 このように、サブウィンドウで1分足と5分足のRSIの数値を同時に確認することが出来ます。

 

RSIの構成

それでは、RSIの計算式について見ていきたいと思います。

計算式は以下のようになります。

この計算式自体は特に覚えなくても結構です。

 

大事なことは以下になります。

RSIは一般的にロウソク足の直近14本分の平均値を表す
数値が70以上➡買われすぎ
数値が30以下➡売られすぎ

つまり、数値が70以上になると売りに転じる傾向があります。
30以下になれば、買いに転じる傾向があります。

このように、数値の70・50・30を目安に傾向が分かるため、
初心者の方にも視覚的にもとても分かりやすく使いやすいインジケーターです。

 

 

ダイバージェンス現象

RSIにはダイバージェンスという現象があります。

価格の動きとRSIの動きが逆になることを言います。


具体的にチャートで見ていきましょう。

 

こちらのチャートで見てみると、チャートの安値はどんどん切り下がっています
しかし、RSIの安値はどんどん切り上がっています。

このような現象を逆行現象=ダイバージェンス現象と言います。

 

こちらは逆パターンです。


こちらの場合は、高値を切り上げ安値も切り上げているのに
RSIの高値は切り下がってきています

これもダイバージェンスです。

 

RSIの注意点

RSIは、これまで説明したように、非常にわかりやすく、初心者の方にとっても
使いやすく、とてもポピュラーなインジケーターです。
しかし、注意点があります。

 

小さな出来高から大きな出来高になった時

先程説明したように、RSIは直近のロウソク足14本分の平均値となります。
そのため、これまで小さかった出来高から、いきなり大きな出来高になってしまうと
買われすぎ・売られすぎの70・30にすぐに到達しやすくなってしまいます

出来高が変わってきたと思う時は14本の平均値がしっかり出るまで一旦休むこと

どのような時にそのようになりやすいかというと、

・マーケットオープン前からオープン後
・経済指標発表前から発表後

このような時は、出来高が大きく変わりやすいので一度休憩することをおすすめします。

 

トレンドが強い時

トレンドが強い時、RSIが張り付いてしまうことがあります。

具体的にチャートで見てみると、

インジケーターの動きを表す部分を見ていただけるとわかるように、
トレンドが強い時、RSIの動きが波を打っていず、張り付いています

このような時は非常に勝率が良くないため、このサブウィンドウを見て、張り付いていて
トレンド発生している際は、避けた方がいいと言えます。

 

とにかくトレンドに弱い

このように、RSIはトレンドにはとにかく弱いです。

そのため、レンジ相場で活用することをお勧めします

RSIはレンジに強い

また、この欠点を補うために、他の相性の良いインジケーターと組み合わせて活用することも
おすすめです。

そして、相場の流れが変わった時、レンジ相場からトレンド相場に切り替わった時などは
直近14本分の平均値であるRSIの数値がおかしくなることがあるので、一旦様子を見る必要性
あります。

動きが落ち着いてきて、しっかりと平均値が出てきたなと思ったタイミングで再開しましょう。

 

まとめ

RSIは、非常にメジャーなインジケーターですが、このような注意点を知っているか知らないかで
収益もだいぶ変わってきてしまいます。

ぜひ、今回の内容を参考にしていただき、これからのトレード生活に役立てていただければと
思います。

それでは

最後までお読みいただきましてありがとうございました。