こんにちは。今回は、重要度の高い経済指標のヨーロッパ編について解説して行きたいと思います。
前回までの国内編、アメリカ編もぜひ読んでみてください。
◆重要度の高い経済指標~国内編~はこちら
◆重要度の高い経済指標~アメリカ編~はこちら
この記事はこんな方におすすめです。
・経済指標への理解を深めたい方
それでは見て行きましょう。
経済指標とは
![](https://bo-tas.com/wp-content/uploads/2021/05/e4d7859bd21f8e910e345a53d607e267-1024x529.jpg)
経済指標という言葉を聞くと、なんだか難しいような気がしてしまいますよね。
ですが、そんなに難しくはないです。
画像の右側にあるように、何時にどこで何があるということが様々なサイトに記載されています。
ここには、ざっくり言えば、「○○が増えた・○○が減った」ということを数字で表されています。
そして、発表内容によっては、株式相場や為替相場に影響を与えるので、必ずチェックするようにしましょう。
特にチェックしておくべき経済指標
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先程、経済指標はチェックするようにと言いましたが、経済指標は常に沢山あります。
では、どの経済指標をチェックすればよいのでしょうか?全ては見ていられません。
ずばり、それは、メジャーな経済指標をチェックすることです。
なぜなら、メジャーな経済指標は、多くの投資家も注目しているからです。
その指標の結果に対して大金をかけてくるトレーダーがいるんですね。
そうすると、相場が大きく動きます。
そのような、予測不能な動きを避けるためにも、メジャーな経済指標はチェックしておく必要があります。
それでは具体的に、ヨーロッパの重要な経済指標について見ていきましょう。
ヨーロッパ関連の重要度の高い指標6選
ヨーロッパの押さえておきたい指標を6つ見て行きたいと思います。
BOE政策金利発表
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イギリスのイングランド銀行が金融政策を発表します。
年8回の発表があり、注目されるのは、発表後の総裁の発言です。
この時、ポンド絡みの動きには注意していきましょう。
イギリス消費者物価指数(CPI)
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景気状況を判断する重要な指標で、毎月発表があります。
これは、モノの価値が上がっていてお金の価値が下がっていることを表します。
そうすると、金利を上げてモノとお金のバランスを保とうとします。
そして、金利が上がると、個の指標に関連している通貨が上昇します。
そのため、
消費者物価指数(HICP)
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消費者が購入する物・サービスの価格変動を表すものを表します。
先程のCPIとの違いは、こちらはユーロ圏であるということです。
イギリスとユーロ圏を区別するために、このCPIとHICPが出来ました。
また、速報値と改定値に大きな差があると通貨が動く、と言う意味は、
改定値・・速報値までに間に合わなかったデータも含む
このため、もし改定値までに何かしらの大きな出来事があると、差が開き、大きく通貨が動くことがあります。
HICPが上昇すれば、関連通貨も上昇しやすく、
HICPが下降すれば、関連通貨も下落しやすいです。
ECB政策金利
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欧州中央銀行の最高意思決定機関の理事会によって決定される政策金利のこと。
ポイントは、発表後の記者会見の内容によってユーロ関係通貨が動くことがあるのでそこに注意です。
IFO景況感指数
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国内の経営者の方へのアンケート結果を元にした、今後の景気をどのように予想しているかを表した指数です。
100以下だと景気が悪いと判断
これは、ユーロ全体の景気を計る指標として、非常に多くのトレーダーから注目されています。
ユーロ圏製造業PMI(購買担当者指数)
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製造業やサービス業の購買担当者に調査した企業の景況感を示す景気指数のこと。
調査内容としては、生産・雇用・価格・購買数量などになります。
こちらの数値は50を基準値としているため、
50以下➡景気後退
その他経済指標の判断
ここまで見てきた指標以外の指標もチェックしていきましょう。
見方をご紹介します。
Yahoo!ファイナンス
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1つ目がYahoo!ファイナンスの経済指標です。
★マークで重要度が表されています。
★2つから注意してチェックしましょう。
ザイFX
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こちらはザイFXサイトの経済指標になります。
アメリカの指標の場合、A~注意が必要です。
その他の経済指標は〇からで大丈夫です。
全てを気にしてしまうときりがないので、このような形で見ていっていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した6つの指標をあらかじめ頭に入れていただき、結果の数値を見て、その関連した通貨の動きがどうなっているのか?ということを観察してみると、また投資の面白さ、経済の面白さに繋がってくるかもしれませんのでぜひチェックしてみてください。
そして、これら6つの指標はとても動きやすいので、指標発表前のトレードは避けた方が無難です。
大切な資金を大きく失わないためにも、リスク管理をしっかりして、
日頃のトレードに挑んでいただけたらと思います。
それでは今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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