こんにちは。今回は、重要度の高い経済指標について解説して行きたいと思います。今回はアメリカ編になります。
前回の国内編もぜひお読みください。
重要度の高い経済指標~国内編~はこちら
この記事はこんな方におすすめです。
・経済指標への理解を深めたい方
経済指標とは?
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経済指標という言葉を聞くと、なんだか難しいような気がしてしまいますよね。
ですが、そんなに難しくはないです。
画像の右側にあるように、何時にどこで何があるということが様々なサイトに記載されています。
ここには、ざっくり言えば、「○○が増えた・○○が減った」ということを数字で表されています。
そして、発表内容によっては、株式相場や為替相場に影響を与えるので、必ずチェックするようにしましょう。
特にチェックしておくべき経済指標
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先程、経済指標はチェックするようにと言いましたが、経済指標は常に沢山あります。
では、どの経済指標をチェックすればよいのでしょうか?全ては見ていられません。
ずばり、それは、メジャーな経済指標をチェックすることです。
なぜなら、メジャーな経済指標は、多くの投資家も注目しているからです。
その指標の結果に対して大金をかけてくるトレーダーがいるんですね。
そうすると、相場が大きく動きます。
そのような、予測不能な動きを避けるためにも、メジャーな経済指標はチェックしておく必要があります。
それでは具体的に、国内の重要な経済指標について見ていきましょう。
重要度の高い経済指標7選
国内編では重要度の高い指標を7つ紹介します。
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国内総生産(GDP)
1年間にアメリカで生み出された付加価値の総額を示すもので、
アメリカの経済の状態を示す重要な指標です。
そのため、GDPが悪いと、消費の先行きが良くないと判断されます。
2020年のアメリカのGDPは前年比-3.5%で74年ぶりに低水準となりました。これは、新型コロナウィルスの感染拡大によるもので、個人の消費においても、企業の設備投資においても輸出においても全て悪化したと言われています。
死者 42万人
これは世界で最も多い数字となり、このことも低水準の理由となっています。
現在では、GDPは回復傾向にはありますが、まだ弱いという現状です。
米国雇用統計
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雇用情勢や景気に関する経済指標で、最もチェックしておかなければならない経済指標となります。経済指標の王様です。
それくらい、為替市場に大きな影響を与える指標となります。
夏時間と冬時間によって1時間発表の時間が変わります。
雇用統計では10項目ほど発表があり、トレーダーには「お祭り」と言われるほどの月1回の大イベントとなっています。
FOMC政策金利発表
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米国にある中央銀行の政策決定会合のことで、年8回開催されます。
米国の金融政策を決定する会合です。
FOMC議事録公表
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これは、先に挙げたFOMC政策金利発表の会合での議事録が発表されることです。3週間後に発表されます。
会合で話された大事なポイントや要点をかいつまんだ内容が発表されます。
より詳しく書かれたものは、5年後の発表となります。
フェデラル・ファンド金利
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FOMCの会合で決められる誘導目標金利のことで、FOMC
の会合で決定されます。
フェデラルファンド金利とは、このフェデラルファンドが不足している銀行が、余剰の出ている銀行に無担保で資金を借りる時に適応される金利のことです。
このフェデラルファンド金利の利上げ利下げというのは、為替市場に大きな影響を及ぼす可能性が高いということになります。
消費者物価指数(CPI)
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消費者が購入する物・サービスの価格変動を表すもので、毎月発表があります。
これは、総合指数・コアCPI・コアコアCPIの3つに分類されますが、見るポイントは以下になります。
・事前予想のと比べて良かったのか?悪かったのか?
この点が大事なポイントとなります。
ISM製造業
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様々な業界が今後の景気をどう予想しているのかを表した指数です。
こちらは、製造業約350社にアンケートを実施し、毎月発表があります。
また、発表が雇用統計よりも早いため、景気転換の先行指数とも呼ばれています。
そして、アンケート実施から発表までが短期間であることから、信頼度が高く最新の情報を示す指数となっています。
数値の50がポイントで、
数値が50を下回る➡景気後退
このように判断されます。
その他経済指標の判断
ここまで見てきた重要な経済指標の他にも経済指標はあります。
それらも目を通しましょう。
Yahoo!ファイナンス経済指標
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1つ目がYahoo!ファイナンスの経済指標です。
★マークで重要度が表されています。
★2つから注意してチェックしましょう。
ザイFX
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こちらはザイFXサイトの経済指標になります。
アメリカの指標の場合、A~注意が必要です。
その他の経済指標は〇からで大丈夫です。
全てを気にしてしまうときりがないので、このような形で見ていっていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
相場というのは、世の中のこのような景気であったり経済状況から形成されています。
基本的に、景気や経済状況が良ければ、それに関連している通貨は買われ、チャートは上昇していきます。
逆に、経済状況が悪ければ、それに関連している通貨は売られてチャートは下降していきます。
このような経済状況や経済指標を把握しておくことで、予期せぬ動きに乗ってしまって大金を失うというリスクというものを最低限防ぐことができます。
ぜひ、注目度の高い経済指標前は新規注文は避けていただいて、日ごろのトレードに挑んでいただければと思います。
それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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