こんにちは!今回は、チャートパターンについて初心者さん向けに解説して
いきたいと思います。
チャートパターンを覚えれば勝てるというのではなく、
チャートを開いた際に、相場がこの先どうなっていくのか、
予測を立てる際に知っていると役に立つため覚えておく必要があるという感覚です。
相場は大衆心理で動くことの意味
相場は大衆心理で動きます。
それはつまり、トレードとはこういうものという認識や知識を
大多数の方が持っていた場合、その形になるとそう動きやすいということでもあります。
例えば、
買いですか?売りですか??
もちろん、その時の相場の環境認識が一番大事なのですが、
多くの人が知識としてダブルボトムはネックラインを抜けたら買いのサインだ
と認識していた場合、やはりそういう動きになりやすいんですね。
なぜなら、相場は大衆心理で動くからです。
その意味もあって、
チャートパターンは知識として覚えておくといいわけなんです。
何も知らずにただロウソク足を眺めるのではなく、
武器を一つ持って相場に挑むような感じですね。
今回は、
誰もが知っているチャートパターンについて見ていきたいと思います。
それでは1個ずつ見ていきましょう。
チャートパターン①ペナント・フラッグ
相場というのは、波を形成しながら上下に動いていくものですが、
ペナントというのは、
です。
別名三角保ちあいとも言います。
三角形の形になっていきます。
これは、結んだラインの中でずっとロウソク足が動いていたので、その間のラインから
突破すると突破した方向にバコーンと動いていくことがあります。
ラインの間の中でパワーを溜めているんです。そのため、
突破したらその方向に大きく動くことが多い形のチャートとなります。
フラッグ
フラッグは英語で旗を表しますよね。
見た目通り旗のような形になるからです。
ペナントと似ていますが、このトレンドラインの間でレンジのような動きをします。
どちらも抜けた方に延びると捉えるチャートパターンです。
ヒゲで引くと一時的な上げや下げも拾ってしまうので、実体で引くようにしましょう。
このペナントやフラッグと言う形は、
抜けたときに逆張りを打つと負けます。
順張りの手法だからです。
そのため、バイナリーオプショントレードで逆張りをしている場合は、
この形がきたときはむしろ。パワーがたまっているな、危ないな、と思って
ここはルックするようにしましょう。
チャートパターン②ヘッドアンドショルダーズ(三尊)
ヘッドアンドショアルダーズは、三尊とも呼びます。
真ん中が一番高い山(頭=ヘッド)で、両サイドを肩(ショルダー)と見立てた
呼び名です。
このチャートパターンが示すものは
を示します。
ヘッドアンドショルダーズで大事なポイントは
ネックラインです。
ネックラインは、下の図の線の部分です。
あまりきれいなヘッドアンドショルダーではありませんが、相場の上昇圏で出ています。
3つの山があります。真ん中が一番高いですよね。
そして、ネックラインを超えると、一気に売りに転じています。
そのため、バイナリーオプションの逆張りトレードでは、
ここでのエントリーは危ないのでやめましょう。
そして、この逆の形を逆三尊またはヘッドアンドショルダーズボトムと言って、
相場の底値圏で出現します。
このときは、全く逆なので、
やはりネックラインを超えたら相場が反転する兆しですので上昇するという
予測が立てられます。
チャートパターン⓷ダブルトップ・ダブルボトム
ダブルトップ・ダブルボトムは
ダブルトップはネックラインを割った時が売りサイン
ダブルボトムはネックラインを割った時が買いサイン
となります。
ただし、反発することもあります。
トリプルトップ・トリプルボトムといって、
3回の山を作る形も同様にありますから。
その点、ヘッドアンドショルダーよりもネックラインで反発することが
多いです。
また、どの程度まで落ちるのかというのも、
山のてっぺんからネックラインまでと同じ値幅だけ落ちると
言われています。
このように、100%ではないですが、値幅もだいたい予想出来ます。
チャートパターンに100%頼ってはいけない
今回は、代表的なチャートパターンについて解説してきましたが、
どれもこれもよく見かける形だったのではないでしょうか?
これらのチャートパターンを知った上で戦略を立てましょう。
しかし、相場は環境認識が一番大事です。
あくまでも大衆心理を知るために知識として知っておいて、
このチャートパターンがどういった局面で現れるのかが最も大事です。
こういう形になったら必ず上がりますまたは下がりますという話では
ありません。
そこは、日々チャートを見て練習を積んでいきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。