こんにちは。今回は、月末月初の相場について解説して行きたいと思います。月の半ばは稼げるのに、月末月初に負けてしまう、、そんな方はぜひ参考にしてみてください。
この記事はこんな方におすすめです。
・相場の特徴を知りたい方
なぜ月末月初がやりずらいのか?

コツコツ稼いでいても、いつも月末月初で資金が減ってしまう方、この原因は、
大きな指標とは
例えば、相場が荒れやすい大きな経済指標というのは以下のような指標です。
月末の指標
・個人消費支出
月初の指標
・消費者物価指数
・ISM製造業景況指数
・政策金利発表
・失業率
・要人発言
このように、大きな指標というのが月末月初には多くあります。
そのため、そのような時には無理をせずに分析に徹すると決めてもいいかと思います。
間違っても、そのような時に熱くなって取り返そうとしたりしないことです。
経済指標については他の記事も併せてお読みください。
実際の月末月初の相場を見てみよう!
それでは実際に、月末月初の相場はどのような感じなのか、見てみましょう。

この、ピンクの〇で囲っている部分です。こちらが月末月初の相場となります。
このような激しい動きというのは、とても予想しづらいです。どこで反発するの?しかけていけるのか?が、読みづらいです。
そのため、この中で戦おうとしないことが大事です。

こちらのチャートを見てください。
これは、少しずつ下げてきてレンジになっていたのが、意識されている水平ラインをまったく無視して大きく上げてきています。
このようなことが起こります。そのため、月末月初はテクニカルが効きにくいと言われるんですね。

こちらのチャートは長期足のもので、3か月分の月末月初を示しています。
このチャートを見ても、やはり意識されているラインは無視して突き抜けているのが分かるかと思います。

このようなことが、月末月初によく起こる特徴です。
それでは、月末月初にどのような対策をしていけば良いのか、次に見ていきたいと思います。
月末月初の対策

基本的に、みなさんエントリーをする際にマイルールがあると思います。そのルールの中でも、月末月初はより厳しく相場を見る必要があります。
なので、月末月初は、ご自身のルールもより一層厳しくするという対策を取りましょう。
エントリー条件を厳しく見る
例えば、ご自身のエントリー基準が3つあるとしたら、月末月初はさらにもう一つ条件が増えないとエントリーしないと決める、などですね。
または、基準値を深く見ることです。

上のような相場の時に、ラインがいくつか引けます。
その時、1本目のラインは見送り、2本目で入る、ということです。より深く見て、負ける確率を減らすんです。
他にも、例えば2σタッチでエントリーを条件にされているとしたら、それを、月末月初は2σではなく、2.5σまでタッチしたらエントリーするなど、いつもより基準を少し深めにして分析していくことをおすすめします。
取引金額を下げる

ここまで見てきたように、月末月初はやりづらいという知識があるのであれば、取引金額を下げるというのも手です。
普段、元金の5%以内でのトレードと決めているのでしたら、月末月初はそれをさらに下げて3%にする、など取引金額を下げてトレードを行う、こういう行動は間違いではありません。
トレードをしない

月末月初は相場が読みづらくなり、テクニカルも効きにくい。そうわかっているのなら、いっそトレードはしない時間として、ご自身の勉強や分析に充てると決めてしまうのも一つの手です。
まとめ
これまで、月末月初の対策として見てきましたが、その4つの中で最もおすすめなのが、エントリー条件を厳しく見るということです。
次におすすめなのが、取引金額を下げるということです。
月末月初は相場が荒れやすいですが、エントリーポイントがゼロではありません。そのため、一切チャートを見ないというのは、個人的にはおすすめをしていません。
月末月初に関して、このエントリー条件を厳しく見るというだけで、かなりリスクを抑えることが出来ます。それでも不安な方は、取引金額の調整をされて見てはいかがでしょうか。
【月末月初がやりづらい理由】
注目される大型指標が多いため
【月末月初の対策】
・エントリー条件を厳しく見る
・取引金額を下げる
・トレードをしない
ご自身の大切なお金を大きく減らさないためにも、利益を固く増やしていくためにも、今回の内容を参考にしていただければ幸いです。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
