こんにちは!
今回は、
今まさにトレードを始めることにしたばかりの方向けの記事になります。
FXでもバイナリーオプションでも、
同じチャートを見て同じ値動きの中で戦います。
そして世界中の人が同じチャートを見ています。
そのため、どちらのトレードにしてもチャートからの情報を掴めるように
ならなくてはなりません。
それがテクニカル分析ですね。
では、チャートには何の情報が載っているのか、何をどう見たら良いのか、
初めての方向けに、なるべく優しく説明していきたいと思います。
チャートとは群集心理の現れ
まず、このチャートというのを動かしているのは何なのか。
それは、「人間」です。
チャートに表されている値動きというものは、
世界中のトレーダーによる平均の「群集心理」だということをまず
理解する必要があります。
そのため、相場の代表的なテクニカル理論と呼ばれる「ダウ理論」などで、
”明確なトレンド転換のサイン”
がチャート上に現れれば、
多くの人はそのサインを元に売買を仕掛けていきます。
相場を動かしているのは大衆心理なので、
このように多くの人が意識する、”決まった法則”のようなものを
まずは理解しないといけないということになりますよね。
でないと、
自分本位でチャートを見て、こうなるだろうと思ってエントリーをしても、
相場は多くの人の感情の方向に動くため思ったようには動いてくれません。
かといって、
こう来たらこうなる
という法則は、逆に言えば当然のごとくトレーダーは知っています。
ですからそれを逆手にとって相場が逆の動き、
または突発的な動き(ダマし)をすることもあるんですね。
大きな力を持った方々や組織が仕掛けてくることもあるからです。
または、
群集心理だけに、政治の世界、戦争、テロなど、大きな社会的な出来事があるときは
多くの人の「恐怖」によって売り(または買い)が多くなったりもします。
しかしそれは毎回ではないのです。
ということは、
トレードをするにあたり、
まずはチャートの世界基準を知る必要がある
ということをまず頭におき、
トレーダーが皆心得ている基本的なテクニカル分析を知ること。
そして、
相場は大衆心理だから自分が思った方向に行くというエゴを捨てる、ことです。
その上でチャートの基本を覚えていきましょう。
チャートの見方
チャートを分析するときに
何を分析したらよいかというと過去検証です。
チャートとは、現在の動きを見ることがもちろん出来ますが、
そこにたどり着くまでの過去の動きも同時に常に出ています。
テクニカル分析というのは、
インジケーターも使いますが、
まずチャートをたくさん見ることが大事になってきます。
それまでどのような流れでチャートは出来ているのか、
どんな時にトレンドになり、どんな時に反発してトレンド転換しているのか。
バイナリーオプションでしたら、
超短期のトレードになりますから4時間足とかをみて検証するよりも
1分足の検証が最終的には大事になってきます。
なぜなら、
0.001ピプスでも外れれば負けとなってしまう世界だからです。
それを見るのは5分足では見れません。
1分足の最後の判断となるからです。
そのため、
まずは短期足の15分、5分、1分あたりを検証すると良いです。
逆にFXとなると、
長期足の大きな流れを知ることがとても大事になってきます。
そのため、
1分足を検証することはあまり意味がありません。
1時間足、4時間足、日足、週足と、大きな流れを知ることが大事です。
FXの場合は、その中でもトレードスタイルによってどの足が重視かはまた違ってきます。
このように、
自分がどのトレードをするのかによっても検証は変わってきます。
チャートは過去の積み上げなので将来の相場の予測に大きな力を発揮します。
そしてその基本となるのはまずはロウソク足の理解から始まります。
ロウソク足が示すもの
最初に、
チャートの見方は上記のようになります。
横軸:時間
縦軸:価格
ロウソク:値動き
を表します。
なので、
チャートの一番右側が、まさにリアルタイムの現在の値動きとなります。
ロウソク足から分かること
チャート上のロウソク足は
2色で描かれています。チャートによって色は異なる場合が多いです。
それぞれに意味があるので見ていきましょう。
ロウソク足とは、
その名の通り「蝋燭」に似ていることからその名前が付けられました。
このロウソク足一つで、
その瞬間の値動きが分かるようにできています。
具体的には、、
始値、終値、高値、安値
です。
・始値:その日、週、分(などこれは時間足ごと)の最初に提示されたレート
・終値:その日、週、分(などこれは時間足ごと)の最後に提示されたレート
・高値:その日、週、分(などこれは時間足ごと)で最も高い値段のレート
・安値:その日、週、分(などこれは時間足ごと)で最も安い値段のレート
上の図のように、
始値から終値にかけて上昇して終わった場合→陽線
始値から終値にかけて下落して終わった場合→陰線
と言います。
この二つを2色でどのチャートも色分けされています。
なので、パッとみて、
陰線が多いのか陽線が多いのかが分かります。
ヒゲというのは、ロウソクが確定するまでの間に、
ここまで価格を下げた(上げた)けど(その部分がヒゲで表されている)
最終的に終わったのは終値部分です。
ということです。
つまり、強い反発を表します。
そのため、バイナリーオプションではヒゲは重視されることは多いです。
ヒゲを付けている箇所は反発をしたという記録となるためです。
このロウソク足は、時間足ごとに違います。
例えば、「日足」でロウソク足を見る場合、
1本のロウソク足で「一日の全ての値動き」が見れます。
下ヒゲを長くつけた陽線だった場合は、
一日の中で前日より大きく下げたんだけれども、
結果その日の始まりのレート(始値)よりも上がって終わった
ということになります。
これが15分足のロウソク足でしたら、15分の中での話になります。
このように、
時間足ごとにロウソク足の動きは変わります。
そのため、
15分では方向感が下でも日足だと方向感は上
ということが起こり得ます。
なので、
自分のトレードスタイルにあわせてどの時間足を見るのか、
ルールを決めて
それぞれの時間足をみていくと力を発揮しますしそれが大事になってきます。
先程も言ったように、
バイナリーオプションでしたら
長期足というのは15分足で5分1分足をみていくことが
最も多いと思います。
逆にFXだと
1時間足4時間足日足など、
トレードスタイルにはよりますが、
長期足の流れを知ることが大切になってきます。
全ての元はロウソク足
どのインジケーターもロウソク足から出来ています。
そのため、
ロウソク足をよく見ることがなによりも実は大事です。
FXはロウソク足と移動平均線だけでトレードするという方も多いです。
なぜならロウソク足の平均が移動平均線だからですね。
バイナリーオプションで有力なRSIも
ざっくり言えばロウソク足の平均です。
このように、
どのインジケーターもベースはロウソク足となっているため
ダウ理論の基本原則1「平均株価はすべての事象を織り込んでいる」にあるように
まずロウソク足の値動きを見ることが一番大切になってきます。
始めたてのときは、
チャートを見ると言っても何から見ればいいのかと思ってしまいますよね。
ロウソク足の成り立ちをまず知った上で、
この、相場を作り上げているロウソク足の値動きを
リアルのチャートでじっくりとみていくことをお勧めいたします。
時間はかかりますが、
チャートをどれだけ見たのか、
ということが最終的に大事です。
知識として波形や意味を覚えても、成り立ちはわかりません。
しかし、
リアルで見ると動きが分かります。
出来上がっていく様子をいかに見ていくか、
それは基本的にはリアルに動いているチャートをみることでしか得られないからです。
それをいかに数見ていくかが大きな差になっていきます。
まとめ
今回は、
最初の最初であるロウソク足について解説しました。
ぜひ、ここから学んでいっていただければと思います!
まとめ
・チャートとは群集心理で動く
・自分のエゴは捨てる
・すべての元はロウソク足から
・チャートをたくさん見ることが成功への鍵
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
頑張っていきましょう!!