今回は、
中央アフリカが法定通貨をビットコインにしたニュースについてお話していきます!
こんな方におすすめ!
・仮想通貨に興味がある方
参考になる内容になっていますので、
ぜひ最後までチェックしてくださいね。
本ニュースについて
2022年4月27日、
中央アフリカがビットコインを法定通貨とする案を
大統領府が発表しました。
ビットコインを法定通貨に採用したのは、
中米エルサルバドルに次いで世界で2カ国目となります。
仮想通貨について詳しく学びたい方はコチラから▼▼▼
https://youtu.be/bLTBdtGQ1Ng
仮想通貨と法定通貨の違いについて学びたい方はコチラから▼▼▼
中央アフリカについて
中央アフリカは、アフリカ中央部にある国家です。
・1960年:フランスから独立
・人工:約450万人
・GNI:510米ドル(日本円で約66,000円)
※GNI:1人あたりの国民総所得
・中央アフリカは金やダイヤモンドの埋蔵量が豊富
・独立以来、国内紛争が続き経済が低迷
世界で最も貧しい国と言われています。
法定通貨にするメリットとデメリット
・ビットコインを法定通貨にするメリット
外国から送金時の手数料を軽減できること。
・ビットコインを法定通貨にするデメリット
価格変動が大きいこと。
例えば・・・
日本円の1万円札では、1万円分の買い物しかできません。
ある日は1万円の価値だけれど、
1週間後には10万円の価値になっている。
=1万円札で10万円分の買い物ができる。
こういう現象は起こりませんよね。
でもビットコイン(仮想通貨)は違います!
最も時価総額が高いビットコインで例を出すと…
1BTC(ビットコイン)の価値が日によって変わります。
ある日の1BTCが1万円で、
1週間後の1BTCが10万円になるという現象があり得るんです!
仮想通貨は通貨の取引状況であったり、
経済の影響から価値が変動するという特徴があるため
法定通貨には不向きという声も多いようです。
こうしたメリットとデメリットがある中
中央アフリカの大統領府高官は、
ビットコインを法定通貨にすることで
国民・経済状況が改善すると話しています。
中央アフリカの旧通貨
中央アフリカを含む、
・カメルーン
・チャド
・コンゴ
・赤道ギニア
・ガボン
の6カ国では
『中央アフリカCFAフラン』という通貨が使用されています。
この中央アフリカCFAフランは、
中部アフリカ諸国中央銀行(BEAC)という機関が
発行と管理をしているのですが、
中央アフリカの大統領は、
BEACの指針が示されないうちに
ビットコインを法定通貨とすることを発表したのです。
BEACは記者団に対し、
「ビットコインを法定通貨にする案は、国民と同時に知った。」
と述べています。
中央アフリカの今後の動きに注目ですね。
エルサルバドルの動き
ビットコインを法定通貨にした
世界初めての国はエルサルバドルという国家です。
九州と同じくらいの面積に、
人口660万人が暮らしています。
非常に人口密度の高い国。
エルサルバドルは、
国民の7割が銀行口座を持っていないそう。
・妊娠している5人に1人が18歳未満
・十分な食事がなく栄養不足
・学校に通えない子供も多い
といったこともあり、とても貧しい国で有名です。
ビットコインを法定通貨にすることで、
「公式の経済活動の外に置かれた人たちを取り込む」ことができると
大統領が発言しています。
この1年で、エルサルバドルでは
小規模店舗にもビットコイン決済が浸透してきています。
ですが、
国が国民に提供したビットコインウォレットを使い続けている人は
40%に過ぎないというデータが出ているようで、
国民への浸透はまだまだ時間がかかりそうですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、
中央アフリカが法定通貨をビットコインにしたニュースについてまとめました。
・この案は国民、経済状況を改善するためである
・今後の使用率に注目
ビットコインを保有している方や、
これからビットコイン(仮想通貨)を購入しようと考えている方は、
こういったニュースを知っておいて損はないです。
今後のビットコインの価値は
さらに期待できそうですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ今後の参考になると幸いです。