この記事ではこんな悩みが解決します!
✔ダウ理論の理解を深めたい
✔ダウ理論をFXで活用していきたい
ダウ理論は6つの基本法則に基づく相場分析手法です。
これら6つの法則を理解すると、
価格変動を予測する上で活かすことができます。
今回は、”価格は全ての事象を織り込む”というダウ理論に着目し、
実際のチャートに当てはめて解説していきます。
ダウ理論の理解を深め、日頃のトレードに繋げてみてください。
ダウ理論 価格は全ての事象を織り込むとは
ダウ理論は市場の値動きを分析する基礎的な6つの考え方であり、
多くの投資家が意識する相場の原則となります。
今回解説する”価格は全ての事象を織り込む”という原則は、
ダウ理論の1つ目に該当します。
価格変動の要因を理解する
FX等の価格変動はなぜ起こるのか。
チャートはでたらめに上下動をしているわけではありません。
・経済状況
・投資家による売買行為
このような要因が値動きに反映されているのです。
このことを”全ての事象を織り込む”と言います。
次の項目では、
FXでの活用方法について詳しく解説していきます。
FXでの活用方法
この項目ではFXでの活用方法について、重要な2点に絞り解説していきます。
投資家による売買行為
FXのトレードにおいて最も大事なものは
投資家による売買行為を理解することです。
”価格は全ての事象を織り込んでいる=全ての情報は値動きに反映される”
つまりはチャートの値動きさえ見れば、
全てがわかるということをこのダウ理論①では語っているのです。
経済指標の結果からどうのような値動きが発生して、
その通貨に対しどのような価値を感じているのか、
このような投資家たちの行動・心理は全てチャートへ反映されます。
ですから、テクニカル分析をメインで行っていくことで、
その後の価格の動きもある程度予測することが可能とされています。
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経済状況の情報を得る
経済状況の情報とは、
毎日世界中の各国が発表する経済的な指標(ニュース)のことです。
経済指標という言葉を聞くと、難しいイメージを持たれると思いますが
実は意外とシンプルなのです。
経済指標は全て数字で発表され、
・予想より数値が良くなった or 悪かった
というポイントに投資家たちは注目して取引をします。
では、FX取引を行っていくために
1つ1つの経済指標をチェックする必要があるのかと言うとそうではありません。
価格が大きく動く可能性が高い重要な指標のみおさえておくだけでOKなのです。
上記の項目で解説した”テクニカル分析”と、
”重要な経済指標”を把握することで多角的に相場を分析することができるのでおすすめです。
次の項目では、重要な指標が簡単にわかる方法をご紹介します。
重要指標カレンダーをチェック!
経済指標の経済指標を
わかりやすくまとめてくれているカレンダーをご紹介します。
ザイFX
1つ目はザイFXという経済指標サイトです。
指標の重要度がアルファベットや記号で表されています。
アメリカはS、AA、A、BBといったアルファベット表記、
アメリカ以外は◎、〇、△、✖の記号表記です。
AA、S、◎は重要指標で、注目度が高いため要注意です。
Yahoo!ファイナンス
2つ目はYahoo!ファイナンスという経済指標サイトです。
★マークで重要度が表されています。
星4つ~5つは要注意です。
重要度が高い経済指標発表がある時間は、
取引ポジションを離しておいたほうが無難でしょう。
なぜなら強制ロスカット、もしくは追証、
エントリーポイントが不利になるなどリスクが存在するからです。
Yahoo!ファイナンスとザイFXを確認して、
リアルタイムの経済指標の発表や予定、
どれだけ重要度が高いものであるのか把握をしていきましょう!
まとめ
今回は”価格は全ての事象を織り込む”ダウ理論について詳しく解説しました。
価格は全て投資家たちの行動や心理状態を反映させたものであるため、
値動きの分析=テクニカル分析がFXにおいて最も重要だと言えます。
+α注目される経済指標は事前にチェックし、リスク回避を意識することができれば
コンスタントに利益を得られるトレーダーに近づくでしょう。
ダウ理論⑥のみを活用したエントリー検証についても公開していますので、
こちらの記事も併せて読んでみてください。
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