ダウ理論に並んで相場の代表的な法則「グランビルの法則」について
今回から解説していきます。
1回目は「買いサイン」と見られる箇所について見ていきます。
グランビルの法則とは
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価格(ロウソク足)は、移動平均線と沿って動いたり離れて動いたり
していますが、そこには一定の法則があります。
これを8つの基本法則にあてはめたものが
グランビルの法則と言います。
8つの基本原則を判断するときに注目する2つのポイント
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グランビルの法則は、
・価格(ロウソク足)
・200日移動平均線
でみます。
ポイントは、
です。
その見るポイントが以下の2つになります。
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もう一つのポイントが、
グランビルの法則①買いサイン(新規買い)
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買いサインの条件は以下の3つです。
②ロウソク足が上昇
③移動平均線が上抜けた
それではチャートで見てみましょう。
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①で移動平均線が下向きになっていることが確認できます。
②ロウソク足も上昇しています。
③移動平均線をロウソク足が上抜けました。
ここで、次にロウソク足がその移動平均線を割らなかったことで
買いサインとなり、新規買いが入ります。
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この先を見ていくと、やはり移動平均線を抜けてから
上昇しています。
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そしてまた、右側で移動平均線に近づいています。
この時、移動平均線を下抜いて、そのまま移動平均線を割らなかったら
今度は下目線となります。
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また、横這い続きの時があります。
このようなときは、投資家も迷っているという証です。チャートは心理を表しますから。
買いも売りも入れず、相場の様子を見ているトレーダーが多いということになります。
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次にこの先を見てみましょう。
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移動平均線を上抜いて、そこを割らなかったこのタイミングで
買いを入れます。
そしてこのように移動平均線から乖離して上昇しています。
これもまた、移動平均線に近づいてきていますよね。
そうすると、この先辺りでもみ合ったり、
ここを下抜いてきたら下に向かう傾向があります。
チャートはそのように動いています。
まとめ
バイナリーオプションでは逆張りを狙うので、
そこまでこういうものは見ないかもしれないのですけれど、
ご自身の負けたGyazoを見てみるとこのようなところで入っている可能性もあります。
なので、200日移動平均線は入れて、分析に使ってもいいかと思います。
バイナリーオプションと共に、FXをやられている方は、この
グランビルの法則をちょっとづつ取り入れて
分析に質を上げていっていただけたらと思います。
まとめ
・ロウソク足と200日移動平均線を使って
移動平均線に対して価格がどの位置にあるかを知る
・200日移動平均線の方向が下向きか横ばいか上向きか
200日移動平均線に対してロウソク足が離れているのか、
下にあるのか上にあるのかに注目する
・移動平均線の向きが下か横這いでロウソク足が上昇し
移動平均線を上抜けた場合→買いサイン
以上、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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