グランビルの法則の8回目になります。
今回は、短期売りについて見ていきましょう!
過去記事はこちら⇓⇓⇓
グランビルの法則①新規買いはこちら
グランビルの法則②押し目買いはこちら
グランビルの法則③買い増しはこちら
グランビルの法則④短期買いはこちら
グランビルの法則⑤新規売りはこちら
グランビルの法則⑥戻り売りはこちら
グランビルの法則⑦売り乗せはこちら
グランビルの法則とは

価格(ロウソク足)は、移動平均線に沿って動いたり離れたりしています。
しかし、そこには一定の法則があります。
これを8つの基本原則として当てはめたものが
グランビルの法則と言います。
8つの基本原則を判断するときに注目する2つのポイント

8つの基本原則を判断する時に注目する2つのポイントが
です。
を見ていきます。
具体的に言うと、
・200日移動平均線の方向感が下向き?横這い?上向き?
・200日移動平均線に対してロウソク足が離れているか?上にある?下にある?
この点に注目します。
グランビルの法則⑧短期売り

ロウソク足が移動平均線の上
移動平均線からロウソク足が大きく乖離して上昇
ここで売りをかけるのが短期売りです。
実際のチャートで見てみましょう。
短期売り 実例1

このチャートのどこが短期売りポイントでしょうか??
考えてみましょう!
ポイントは、
ロウソク足が移動平均線の上
移動平均線からロウソク足が大きく乖離して上昇
です。
では見ていきましょう。

まず
ロウソク足が移動平均線の上
この2点を確認します。
その上で、
移動平均線から大きく乖離して上昇しているポイントを見ます。
そうすると、
上のチャートの黄色の〇部分が短期売りのポイントになります。
わかりますか?
もう一つみてみましょう。
短期売り 実例2

こちらのチャートで、短期売りはどこになるでしょうか?
考えてみてください。
まず2つの条件にあったところを探していきましょう。
ロウソク足が移動平均線の上

このオレンジの□部分が2つの条件にあてはまります。
その上で、
移動平均線から大きく乖離して上昇しているポイントを見ます。
すると、

このオレンジの□部分がその短期売りのポイントとなります。
ここで、上髭がしっかり出ているポイントを確認して
売りを掛けていきましょう。
グランビルの法則 売りの振り返り

これまで売りを全て見てきました。
ここで、
4つの売りパターンのうち、どの売りにあてはまるのか、
以下のチャートで考えてみましょう。
グランビルの法則 売りパターン①

まず左のチャートから見ていきましょう。
黄色の〇で囲った部分です。どのパターンになるでしょうか?考えましたか??
答えは、売り乗せです。
・ロウソク足が移動平均線の下
・下降しているロウソク足が一時的に上昇または横ばい
・移動平均線を抜けられずに再下降
売り乗せは、以上のポイントになります。
それでは、右を見ていきます。
こちらは、
戻り売りです。
戻り売りのポイントは、以下になります。
・ロウソク足が移動平均線の下
・ロウソク足が一時的に上昇して移動平均線を抜ける
・移動平均線の向きは変わらず再び下降したポイント
グランビルの法則 売りパターン②

こちらはどの売りパターンにあてはまるでしょうか?
まず、左から答え合わせをしていきたいと思います。
左の答えは・・・
新規売り
です。
新規売りのポイントは以下になります。
・移動平均線の上にあったロウソク足が下抜ける
・移動平均線を上抜けない
ここで新規売りをしていきます。
それでは最後、右のチャートは、、、
短期売り
ですね。今回勉強したものです。
・ロウソク足が移動平均線の上
・大きく移動平均線から乖離したポイント
乖離したポイントで、ヒゲが今回のように連発していれば
転換のサインと捉えて短期売りをしていきます。
正解しましたでしょうか?
まとめ
これまで、グランビルの法則8つのシリーズを勉強してきました。
ポイントは、
・200日移動平均線の向き
・200日移動平均線に対してのロウソク足の位置
です。
ぜひ、また8つの法則を復習していただいて、チャート上で実際に検証していってみて
くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
