この記事ではこんな悩みが解決します！
✔トレードのチャートパターンを確立したい
✔勝率の高いエントリーポイントが知りたい
✔ダウ理論の理解を深めたい
ダウ理論6の”トレンド転換”を理解することができれば、
この先大きく伸びるポイントを事前に予測しエントリーすることができます。
トレンドには規則性があり、
投資家たちはその規則性に沿って方向感を明確にしていくのです。
そのため、あるポイントを起点に伸びるようなところがあります。
このポイントを予め見つけることができれば
利益が出る可能性も高くなるということです。
そこで今回は、ダウ理論6についての詳しい解説と、
実践しやすいエントリーポイントを公開します。
ダウ理論のトレンド転換の理解を深め、
日頃のトレードに繋げてみてください。
ダウ理論 トレンドの明確な転換シグナルとは
ダウ理論は市場の値動きを分析する基礎的な6つの考え方であり、
多くの投資家が意識する相場の原則となります。
今回解説する”トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する”という原則は、
ダウ理論の6つ目に該当します。
次の項目では、
基本的なトレンドの定義について詳しく解説していきます。
超基本！トレンドの定義を理解する
ダウ理論6のトレンド転換を学ぶ前に、
まずはトレンドの定義を理解しなければいけません。
トレンドには2種類あります。
『上昇トレンド』と『下降トレンド』です。
下記ではそれぞれを詳しく解説していきます。
上昇トレンド
上昇トレンドは、
高値と安値の切り上げが続いていることを言います。
このように最新の高値が前回の高値を上回る、
最新の安値が前回の安値を上回るという形が継続します。
下降トレンド
下降トレンドは、
高値と安値の切り下げが続いていることを言います。
このように最新の高値が前回の高値を下回る、
最新の安値が前回の安値を下回るという形が継続します。
トレンド転換を判断するときに注目する2つのポイント
トレンド転換とは、
上昇トレンドから下降トレンドに転換したり、
下降トレンドから上昇トレンドに転換することを言います。
転換＝相場の方向感がチェンジするポイントを下記で解説します。
高値と安値1点ずつの転換
トレンド転換で注目すべきポイントは、
高値と安値の位置関係の変化です。
まずは上昇から下降へ転じていくサインを見てみましょう。
・安値②が安値①を切り下げる
・高値②が高値①を切り下げる
安値と高値の1点ずつの切り下げを確認してください。
次は下降から上昇へ転じていくサインを見てみましょう。
・高値②が高値①を切り上げる
・安値②が安値①を切り上げる
直近のトレンドが終了するサインとなるポイント
トレンドは明確に転換するポイントがあります。
まずは上昇から下降へ転じる瞬間を見てみましょう。
・安値②が安値①を切り下げる
・高値②が高値①を切り下げる
・安値②を割った瞬間に明確なトレンド転換（※重要）
次は下降から上昇へ転じる瞬間を見てみましょう。
・高値②が高値①を切り上げる
・安値②が安値①を切り上げる
・高値②を割った瞬間に明確なトレンド転換（※重要）
【実例】トレンド転換を狙った理想的なエントリータイミング
それでは上記で解説した2つのポイントをおさえながら、
理想的なエントリーチャンスを見ていきましょう。
トレンド転換の買いタイミング
まずはトレンド転換を狙った買いのタイミングです。
理想的なエントリーは、
トレンド転換が明確に発生する前にポイントを持つこと。
なぜなら、
明確にトレンド転換が発生した後は最も値が伸びやすいタイミングだからです。
上記のチャートは、レンジを描いていた最後の高値①を高値②が切り上げ、
その後の安値②が前回の安値①を切り上げている様子です。
このように高値の切り上げ、安値の切り上げを1点ずつ確認できたら
ロングエントリーです。
明確なトレンド転換を見据えて、ポジションを持っていきます。
損切りは前回の安値に設定しています。（赤点線）
高値②をブレイクし、
明確に上昇トレンドが発生しました。
上昇する実体も大きくなっているのがわかります。
その後も上昇トレンドが継続し
上値が重くなってきたタイミングで利益確定をしました。
明確にトレンド転換をしたポイントからは、
一度も切り下げることなくよく伸びているのがわかりますね。
トレンド転換の売りタイミング
次はトレンド転換を狙った売りのタイミングです。
理想的なエントリーは、
トレンド転換が明確に発生する前にポイントを持つこと。
なぜなら、
明確にトレンド転換が発生した後は最も値が伸びやすいタイミングだからです。
上記のチャートは、直近で上昇トレンドが発生していました。
上昇トレンドで意識されていた、トレンドラインをブレイクし
その後作った安値②が前回の安値①を切り下げます。
そして次の高値②も前回作った高値①を切り下げます。
安値の切り下げ、高値の切り下げを1点ずつ確認できたら
ショートエントリーです。
明確なトレンド転換を見据えて、ポジションを持っていきます。
損切りは前回の高値に設定しています。（赤点線）
安値②をブレイクすると、より強い下落が発生していますね。
底値が重たくなってきたタイミングを見て、利益確定をしました。
このように、トレンド転換が発生する前に仕込んでおくことが
大きな利益に繋がります。
ぜひ高値と安値の位置関係に注目して、
チャートを観察してみてください。
まとめ
今回は【FXダウ理論⑥】トレンド転換の見極めとエントリー実例についてまとめました。
トレンド転換が明確に発生してしまうと、
大きく値が伸びるタイミングを逃してしまいます。
ですので、明確なトレンド転換を見据えて
かつ、期待値が高いポイントでエントリーをしていきましょう！
ダウ理論⑥のみを活用したエントリー検証についても公開していますので、
こちらの記事も併せて読んでみてください。
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