こんにちは。今回は、移動平均線について初心者さん向けに解説して行きたいと思います。
この記事はこんな方にお勧めです。
・インジケーターの使い方がいまいちわからない
・どのインジケーターを入れようか迷っている
・移動平均線の理解を深めたい
移動平均線とは
インジケーターの種類はトレンド系インジケーターになります。
それでは早速、移動平均線を実際のチャートで確認していきましょう。
実際のチャートで確認してみよう
このチャートの矢印部分が移動平均線です。
この移動平均線が、相場の方向性を見る重要な手がかかりとなります。
移動平均線の構成
移動平均線は、期間を決めることができます。
そのため、「一定期間」というのは、日足の5日平均線の場合は、直近5日分の平均値を表すことになりますし、
1分足であれば、5分分の平均値となります。
短期・中期・長期に分類される
移動平均線は、以下の通りに短期・中期・長期に分類されます。
移動平均線の入れ方
移動平均線を入れる手順について説明します。
画面左上の「挿入」をクリック。
次に、「インジケーター」をクリック。
「トレンド」をクリック→「Moving Average」をクリックします。
上記の「期間」の部分を「5」とすれば、5日間移動平均線となります。
また、「スタイル」の部分で色や線の太さを変えることが出来ます。
このような感じで入れることが出来ました。
➡下の勢いが強い
➡上昇の勢いが強い
このように判断します。
この部分について、もっと詳しく解説している記事がありますので、併せてお読みください。
ゴールデンクロス・デッドクロス
ゴールデンクロス
短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に追い抜くことを
ゴールデンクロスと言います。これは買いのサインとなります。
チャートで見てみると、
青の長期の移動平均線を赤の短期線が追い抜いています。
これがゴールデンクロスです。
デッドクロス
デッドクロスは、先ほどのゴールデンクロスの逆で、
短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜くポイントのことを言います。これが「売りサイン」となります。
移動平均線の注意点
移動平均線の注意点としては、移動平均線は過去の平均値なので、
反応が遅いということです。
短期線が一時的である可能性が高いという対処法は、中期と長期の移動平均線を組み合わせることです。
これによって、長期での方向感をつかみます。
短期線だけだと狭い期間の平均値しか見れないので、
もし短期線でトレンドを示す表示がされていたとしてもそれは一時的かもしれないです。
そのため、中期線・長期線を一緒に組み合わせることで方向感を見ていくことが大事になります。
まとめ
・移動平均線の期間は設定により異なる
・移動平均線は短期・中期・長期の組み合わせが大事
移動平均線は、短期・中期・長期の組み合わせがとても大事です。
短期だけだと、狭い期間の平均値しか見れないというデメリットがあります。また、中期・長期のみだと、トレンドの反応は遅くなってきやすいです。
質の高い分析をするためにも、3つの移動平均線を活用していきましょう。
それでは
最後までお読みいただきありがとうございました。