【FX要注意エントリー】避けるべき経済指標とその理由

FX
この内容はこんな方におすすめ!

✔FXトレードのリスクをなるべく抑えたいと思っている
✔危険な相場がわからない
✔トレードでもったいない負けを控えたい

 

経済指標は大きく値が動くからエントリーには最適!と思っている方、
意外と多いのではないでしょうか?

 

実は重要な経済指標ほど把握していないと、
大きな損失が出たり、強制的に取引を終了されてしまう可能性があります。

 

そこで今回は、FXトレードと経済指標に関するリスク
安全にトレードをするための正しい経済指標の知識について解説していきます。

 

経済指標とは

 

経済指標とは、世界中の各国が発表する経済的なデータ・状況のことです。

 

経済指標という言葉を聞くと、
なんだか難しいと思いがちですが、実は意外とシンプルです。

 

 

経済指標は全て数字で発表され、

・前回より数値が良かった or 悪くなった
・予想より数値が良くなった or 悪かった

というポイントに投資家たちは注目して取引をします。
 

経済指標を把握する重要性

 

重要な経済指標を知らずに、
もしくは理解が不十分なままFXトレードを行うと、下記のようなリスクが考えられます。

 

強制ロスカットや損失の拡大

 

経済指標発表時には、値動きが急激に変動します。

 

上下に大きく動く場合もあり、最終的に予測していた方向へ動いたとしても
上下の大きな値動きによって損切りに引っかかる可能性があります。

 

また、リスクを事前に設定していなければ
強制ロスカットや業者によっては追証が発生することも。

 

 

エントリーのタイミングが不利になる

 

価格が急激に変動する時にエントリーを行うと、
注文価格と約定価格の間にズレ(スリッページ)が発生します。

 

また多くの注文が入るポイントでもあり、
約定まで遅延が発生することもしばしば。

 

この現象により不利なポジションからのスタートとなる可能性が高く、
その分リスクも拡大します。

 

上記の理由から、
重要な経済指標を知らずにトレードを行うことは非常に高いリスクを伴います。

 

そこで次の項目では、重要度の高い経済指標の種類、
そして影響力や
注目すべきポイントなどを詳しく説明します。

 

避けるが堅い!重要指標4選

 

ここでは重要な経済指標を4つ解説していきます。

 

雇用統計(アメリカ)

 

大イベントと言われる、アメリカの雇用統計は毎月第1金曜日にあります。

 

時間は、夏時間:21:30/冬時間:22:30

 

・非農業部門雇用者数
・失業率
・平均時給

 

上記の3項目の数値が発表されます。

アメリカでどのくらいの人が失業・リストラされたのか、
時給がどれくらい上がったか、下がったか等を数値で表している指標です。

 

雇用が活発であると、経済が潤っている証拠であり
ドルの価値が上がる=ドルが買われます。

 

逆に数値が低い、もしくは悪いと、
経済に勢いがないと判断されドルの価値が下がる=ドルが売られます。

 

ADP雇用統計(アメリカ)

 

ADP雇用統計は第一金曜日にある雇用統計の2日前に発表されるものです。

 

雇用統計の先行指標と言われ、非常に注目されている指標となります。

 

ADPとはアメリカの給与計算サービスの会社名であり、
約50万社の企業の給与の上下動を調査しています。

 

この給与が上がっていれば、アメリカの業績も伸びていると判断され、
逆に下がっていれば業績は伸び悩んでいるという判断になります。

 

国内総生産(アメリカ)

 

国内総生産はGDPと言われ、四半期ごとの発表があります。

 

これは国の経済状況、規模を数値化したもので、
数値が上がっていれば国が成長している証拠であり、
数値が停滞または衰退していれば国が弱ってきていると判断されます。

 

消費者物価指数(アメリカ)

 

消費者物価指数はCPIと言われ、
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。

 

国民の生活水準を示す指標となっています。

 

毎月中旬に発表があるので指標カレンダーをチェックしましょう。

 

 

以上の経済指標は注目度が高いものとなり、相場が急激に動くと言われています。

 

テクニカル無視も十分あり得るため、
堅くトレードをするのであれば
指標発表の前後30分程度は様子を見た方が無難でしょう。

 

これさえチェックしておくと安心!

 

経済指標の経済指標を
わかりやすくまとめてくれているカレンダーをご紹介します。

 

Yahoo!ファイナンス

 

こちらはYahoo!ファイナンスの経済指標カレンダーになります。

 

 

★マークで重要度が表されています。

 

星4つ~5つは要注意です。


特に星5つの発表がある時には、
取引ポジションを離しておいたほうが無難でしょう。


リスクが高いポイントはできるだけ避けていきましょう。

 

ザイFX


こちらはザイFXの経済指標カレンダーになります。


アメリカはS、AA、A、BBといったアルファベット表記、
アメリカ以外は◎、〇、△、✖の記号表記です。

 

AA、S、◎には要注意。


重要度が高い経済指標発表がある時間は、
取引ポジションを離しておいたほうが無難でしょう。

 

Yahoo!ファイナンスとザイFXを確認すれば、
リアルタイムの経済指標の発表や予定、どれだけ重要度が高いものであるのか把握することができます。

 

重要な指標であればあるほど、発表時間に値が大きく動くことがよくあり、
これまでコツコツ積み上げた利益を失う可能性も。

 

大切な資金を守るためにも指標を確認・把握して、
注目度の高い指標をまたぐエントリーは避けましょう!

 

まとめ

 

今回は【FX要注意エントリー】避けるべき経済指標とその理由についてまとめました。

 

指標発表がある時間帯は、基本的にトレードは控えた方が無難です。


予想しない動きをする可能性もあり、
その際はテクニカルが無視されます。

 

経済指標の影響が落ち着くのを待ち、大事な資金をしっかりと守りながら、
できるだけ安全にお金を増やしていくことを心がけてみてください。

 

それでも経済指標を狙ったトレードをしたい!という方は、
こちらの記事を参考にしてみてください。

 

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