こんにちは!
FXやバイナリーオプション初心者の方は
経済指標って言われても
何が大事でどれを避けたら良いのか、よくわからないですよね。
そこで、1つの基準となるのが、
ザイFX!でしたら
ランク⇨S,AA,A,BB
Yahoo!経済指標でしたら
★★★
★★
は避けたいと言われていますよね。以前、勉強しましたね!
今回は、
その中でも特に重要な指標6つを取り上げます。
これらの指標の時は比較的相場が動きやすいので
前後30分程度はトレードしないで様子を見た方がいいです。
テクニカルで動かないことが多いからですね。
頭の片隅に入れていただければと思います!
それでは見ていきましょう。
雇用統計

説明もいらないほど重要な指標ですね。
指標の王様です。
毎月第1金曜日発表
夏時間:21時半
冬時間:22時半
「非農業部門雇用者数」と「失業率」が中でも重要と言われています。
これは、アメリカでどのくらいの人が失業・リストラされたかを
数値で表している指標です。
この結果を見て、
雇用が活発だと国が元気な証拠なので価値も上がり
ドルが買われやすくなります。
結果が低いと、「今ドルってやばいんじゃないか?」と思われることで
ドルの価値も下がりやすくなります。
しかし、
実は一番重要なのは、予想に対しての結果です。
予想より結果が良かったのか、悪かったのかによって
為替相場は大きく動きます。
ADP雇用統計

雇用統計の2日前に発表。
雇用統計の先行指標とも言われ、とても大事です。
ADPとはアメリカの給与計算サービスの大手会社の名前で
約50万社の企業と手を結んでいて、
給与が上がってるのか下がっているのかがわかります。
この給与が延びていれば、アメリカの業績も伸びていると判断される、
給与ベースの雇用統計です。
このADP雇用統計の予想と結果がズレていた場合、
大きく相場を動かすので注意が必要です。
そして、雇用統計の先行指標とも言われているため
多くのトレーダーがチェックしている指標なので雇用統計に影響がある指標となります。
GDP

国内総生産。
四半期ごとの発表
速報値・改定値・確定値がある。
学生時代、社会の勉強にも出てきていたかと思います。
おなじみの用語なのではないでしょうか。
国の経済状況、規模を指標化したもの。
上がっていれば国が成長している証拠ですし
停滞または衰退していれば国が弱ってきている証拠となります。
そのため、外国為替相場にも影響しやすいです。
具体的には、一定期間にモノ・サービス・生産を通してどれだけの付加価値が
生み出されたのかを表しています。
これは四半期ごとの発表ですが、速報値、改定値、確定値とあるので基本毎月1回発表があります。
特に速報値が注目されやすいです。
注目するべきは、前年比よりも下がっているか上がっているか、です。
消費者物価指数(CPI)

毎月中旬発表。
消費者物価指数とは、
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標。
国民の生活水準を示す指標となっている。
物価は、国民のお金回りがよくなり購買する人が増えると良くなり、
逆に物を買う人が少なくなると下降するため
金利と深い関係があります。そのため国の経済政策を決める上でとても重要になっています。
特に食料品とエネルギーを除いた「コア指数」が重要です。
ISM製造業景気状況指数

毎月第1営業日発表。
景気動向の重要指標
米国の供給管理協会が出しているアメリカの製造業の景気状況を示す指数。
日本でいうと、日銀の短観(たんかん)に相当する指数です。
直接300を超える企業へのアンケートを実施して指数を求めているため、
企業が実感している景況感を判断する意味でも注目度の高い経済指標。
個々の製造業が今どれくらい景気がいいのかを表します。
例えば、アメリカの大手製造会社の売り上げが良くなっていれば
「ドルが上がるかもしれない」と考える人が増える。
それが相場に影響するため、重要な指標となります。
中古住宅販売件数

毎月下旬発表。
予想と違った結果が出やすい
不動産は景気の指数の中で最も見られやすいです。
アメリカでは中古住宅の販売件数の方が新築に比べて遥かに多いため
市場の注目度はとても高いです。
住宅の販売は、その後の家具購入などにも繋がっていくため、
景気に対する先行性が高いと見られています。
まとめ
以上、
まだまだ補足することはたくさんありますが、
ざっと大事な指標をピックアップしました。
以上の指標発表がある時間帯は、基本的にトレードは控えた方が無難です。
これらの指標は比較的発表前後で相場が動くからです。
わたしたちは、テクニカル分析を学んでいて、
それに基づいてルールを決め、
そのルール通りになった時にエントリーする、というルールです。
期待値を追う取引をしていますよね。
しかし、ファンダメンタル要素でエントリーしていると
それは期待値を追うことにはならず勝率も安定しません。
そのため、予想しない動きをするかもしれない重要な指標がある時は
あえてトレードしないというルールを徹底してください。
そして、
ダウ理論の基本原則1「平均は全ての事象を織り込む」にありましたように、
基本的にはチャートにすべての要素が織り込まれています。
重要な指標も小さな指標も、実はチャートを見れば
すべてがチャートには織り込まれているという意味ですよね。
これらの重要な指標、他の突発的な理由などで値動きが激しい時は
トレードをしないで相場を見守り、
あくまでもテクニカル分析を重視で、相場が落ち着いたら
ルールを守ったトレードをすること、
それが大事です。
以上、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
