✔月末月初の相場はどういった動きをするのかわからない
✔月末月初に負けることが多い
✔相場はいつから月末月初になるの?
月末月初で連敗してしまうことが多い…
このような悩みを持っていませんか?
実は私もそうでした。
月の半ばまではコンスタントに利益を積み重ねていたのに、
月末月初にかけて負けが続き、結果マイナスになってしまう…
しかし月末月初相場の特徴を理解したことで、
一気に負けを減らすことができ
月単位で利益をしっかり出すことに成功しました。
今回は私が普段心がけている月末月初への対応策や、
相場の特徴について解説していきます。
FX相場の月末月初の期間
相場の月末月初とは、
月初・・アメリカ雇用統計まで(第一金曜日)
重要度の高い経済指標や要人発言が月末月初に集中しているのです。
・FOMC政策金利発表
・FRB議長の会見
・欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
・ECB総裁の会見
・米雇用統計
・GDP(国内総生産)
・消費者物価指数
・ISM製造業景況指数
注目度が高いものほど、投資家たちの売買ポイントが集中しやすくなり
経済指標発表とともに大きな値動きが発生します。
月末月初相場の特徴
四角く囲っている部分が月末月初の相場です。
他の期間と比較すると出来高が大きいですよね。
特に初心者は、このような大きな価格の上下動への対応や、
テクニカル分析も効きづらいため今後の予測が難しいポイントと言えます。
よくあるのが、
大きな波に乗ろうとポジションを入れて予想と逆に動いてしまった時。
逆方向への動きも激しい値動きが発生しやすいため、
損切りができず大きな損失が出てしまったり、
強制ロスカットにひっかかってしまうことがあります。
このような相場の時には、
無理してポジションを持たず過去検証・分析に時間を使いましょう。
間違っても、熱くなって無理に戦ったり、
負けた分を取り返そうとしたりしないでください。
月末月初相場への対応策
月末月初相場へ対応策を詳しく解説します。
エントリー条件を厳しくする
月末月初相場の対応策1つ目は、”エントリー条件を厳しくする”ことです。
ラインを1つ見送って、もう1本深いラインでエントリーをしたり…
エントリー根拠をもう1つ追加してみたり…
1つ大きな時間足でラインを引いてみたり…
いつもよりエントリーする基準を少し高め・深めに設定し、
負ける確率を少しでも減らしていきましょう。
取引金額を下げる
月末月初相場の対応策2つ目は、”取引金額を下げる”ことです。
大きな値動きが発生すると
大きな利益を見込めますが、同時に大きな損失を招く可能性もあります。
トレードでは”リスクに備えること”が
長く相場の世界に生き残るために大事です。
例えば普段、5%のリスクを見込んでロット数を設定している場合は
月末月初はリスク3%でロット数を決めてみても良いでしょう。
リスクのパーセントは人それぞれですが、
月末月初で大けがをしないためにマイルールを設定してみてください。
取引しない
月末月初相場の対応策3つ目は、”トレードをしない”ことです。
出来高が極端に少なかったり、
重要指標が多くボラティリティが大きかったりと不安定な期間です。
相場が読みづらい…
テクニカルが効きづらい…
そう感じるのであれば、いっその事トレードをしない選択もありです。
難しい相場で無理してエントリーをして、
これまでコツコツ貯めた資金を減らすよりマシです。
”休むのも相場”と言われるようにエントリーをしない勇気を持ち、
過去分析・検証をして、分析スキルを上達させる時間にしましょう。
まとめ
今回は【FX月末月初の値動き】負けやすい理由と対応策についてまとめました。
相場には時期によって、曜日によって値動きの特徴があります。
この特徴を理解をすることで
危険な局面でのエントリーを回避することができますし、
より期待値の高いポイントでエントリーができます。
月末月初に連敗してしまうことが多い…
このような悩みを持っている方は今回内容を実践してみてください。