グランビルの法則の6回目になります。
今回は、「戻り売り」について見ていきましょう!
グランビルの法則とは
価格(ロウソク足)は、移動平均線に沿って動いたり離れたりしています。
しかし、そこには一定の法則があります。
これを8つの基本原則として当てはめたものが
グランビルの法則と言います。
8つの基本原則を判断するときに注目する2つのポイント
8つの基本原則を判断する時に注目する2つのポイントが
です。
具体的に言うと、
・200日移動平均線の方向感が下向き?横這い?上向き?
・200日移動平均線に対してロウソク足が離れているか?上にある?下にある?
この点に注目します。
グランビルの法則⑥戻り売り
移動平均線が変わらず下向きということが大事なポイントですね!
実際のチャートで見てみましょう。
戻り売り 実例1
②ロウソク足が下向きの移動平均線を上抜いてきた
③移動平均線の下向きを確認
④売る
上のチャートで見てみると、オレンジの□部分ですね、
上抜いています。
その時に移動平均線は下向きです。
もしここが、
このように、上向きの移動平均線だった場合は
戻り売りではありません。
あくまでも移動平均線が下向きのままということが
今回のポイントになります。
戻り売り 実例2
この場合はどこで戻り売りをしかけていきますか?
考えてみましょう。
答えです。
⇓⇓⇓
・移動平均線が下向き
・その移動平均線をロウソク足が上抜いてきた
・移動平均線は下向きのまま
ということで、上記の3つピンクの〇ポイントがその条件にあてはまっていますよね。
ということになります。
まとめ
グランビルの法則はあくまでも
です。
この条件にあっていれば淡々とエントリーしていくものになります。
正解というのはその条件に合ったものが正解です。
しかし、相場に100%はないので、もちろん条件が合っていても正解しない時もあります。
だからこそ、リスクは常に考えてエントリーしていく必要があります。
リスクを考えた上で、
ロウソク足と移動平均線の向き、この2つの条件のあったところで
淡々とエントリーしていきましょう。
下降中の移動平均線を一時的に価格が上抜けたが
すぐ下降に転じた時
移動平均線の下降に変化がない時にしかける
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。